2020年12月のミラーレスカメラの販売台数シェアはソニーとキヤノンが同率首位

BCN+Rに、ミラーレスカメラの2020年12月の販売状況とメーカー別のシェアの推移、機種別の販売台数に関する記事が掲載されています。

話題の新製品「EOS Kiss M2」の売れ行きが好調!

  • 「BCNランキング」によると、昨年12月のミラーレス一眼デジタルカメラの販売台数は前年同月比70.4%と、84.5%だった11月からさらに下落した。新型コロナウイルスの第3波の到来で外出自粛が続いており、年末商戦も振るわなかった。
  • 販売台数シェアではソニーとキヤノンが25.7%と同一首位。ここ数カ月はソニーが優位に立っていたが、キヤノンが追い上げる展開となった。

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  • シリーズ別の販売台数シェアランキングでは、キヤノンの「EOS Kiss M」が9.6%で首位を死守した。また、11月末に発売した後継機種の「EOS Kiss M2」が早くも3位にランクインし、キヤノンのシェア上昇に貢献した。

bcn_202012_rank_001-.jpg12月は新型コロナの影響が大きくなってきた時期なので、カメラの年末商戦が振るわないのは仕方ないところかもしれませんね。

メーカー別のシェアでは、オリンパスのシェアがここ数ヶ月で落ち込んでるのが気になるところです。一方、富士フイルムは、年末商戦でオリンパスに迫る勢いで気を吐いていますね。

機種別のシェアではキヤノンのEOS Kiss Mシリーズが引き続き強いですが、ソニーは、単価の高いフルサイズのα7Cが4.6%もシェアと取っているので、利益率は高そうです。ニコンは、Z50がランク外になってしまったのが気になるところですね。