BCN+Rに、BCNランキングの集計データによる2020年に販売されたミラーレスカメラの販売台数のランキングが掲載されています。
・オリンパス「E-M10 Mark III」が「EOS Kiss M」との首位争いを制する
- 「BCNランキング」2020年1月1日から12月6日の日次集計データによると、ミラーレス一眼カメラの実売台数ランキングは以下の通りとなった。
1位 OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III EZダブルズームキット シルバー
2位 EOS Kiss M ダブルズームキット ホワイト
3位 OLYMPUS PEN E-PL9 EZ ダブルズームキット ホワイト
4位 α6400 ダブルズームレンズキット ブラック
5位 EOS Kiss M ダブルズームキット ブラック
6位 OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III EZダブルズームキット ブラック
7位 α6400 ダブルズームレンズキット シルバー
8位 LUMIX GF9 ダブルレンズキット オレンジ
9位 Z 50 ダブルズームキット
10位 α6100 ダブルズームレンズキット ブラック
BCNのミラーレスのランキングでは、オリンパスの低価格機が非常に強いですね。Kiss Mは発売から結構時間が経ちましたが、今でも高い人気を維持しているようです。α6400とZ50は少し上の価格帯なので、低価格機が強いBCNでは不利かもしれませんが、金額ベースならもっとランクを上げてきそうですね。
tomokazu
オリンパスはこれだけ売れてても赤字なんだから、エントリー機売っても商売にならないんだろうな。これからは高い奴中心になるだろうね。
ねこねこ
オリンパスはエントリー機の利幅の小ささもさることながら、海外でほとんどシェアが獲れなかったことがキツかったんでしょうかね
YOSHI-P
今回発表されたランキングトップ10がすべてダブルズームキットを購入していることかから、9割の人は追加のレンズの購入しないのではないでしょうか。
(強いて言えばばソニーのα6400を購入した人がもしかしたら…レベルでしょう。)
tomokazuさんのおっしゃる通り、ダブルズームキットを買ったら終わりではなく追加の交換レンズを購入する人たちに向けたモノを作るとなると、やはり持てる技術を注ぎ込んだ、妥協の許されないハイエンド中心に開発せざるを得ないでしょうね。
kr
マニア的にはマウントの将来性を気にする年でしたが、
マウントで選ぶほどレンズを買わない一般消費者が選ぶのはやはりm4/3なんですね。
実際E-M10は大抵の人にとって十二分な性能と機能で、素晴らしいバランスのカメラだと思います。
オリンパス以外のメーカーもAPS-Cのラインナップを維持するか迷ってそうな昨今、
実際の多数人口に求められている物とメーカーが作っている物のズレが大きくなり、まさしくオーディオ産業と同じ道へ向かっているなと感じます。
4423
去年はあんなことになりあまり確認できましたが、観光地では下手すればKiss系のボディよりα7系のボディを目にすることが多い雑感だったので、「それでもまだ入門機の方が数出てたのか」というのが素直な印象です。
メーカーもそう宣言している通り、今後は中上級機に注力することになるので、今年以降このランキングも様変わりしていきそうです。
ただ、広い裾野なくして高い頂はないので、入門機を切り捨てるだけでは長期的にジリ貧です。そして現在、カメラ市場のすそ野となるべき領域をスマホという低いが広い裾野を持つ山が占有しています。
その山の上に如何に乗るか、機能的・ブランド的にうまく展開するかが今後の課題になるでしょう。
スマホありきの世界を大前提としてどう生き残るか、スマホはもはや未来と顧客を奪った仇敵ではありません。
BenBen
僕の周りでも「デジタル一眼持ってます」って言う人の大半(カジュアル層)が、安いダブルズームセットのユーザーで、後から追加でレンズを買った事が全く無い人しかいないです。僕が追加で単焦点とかレンズ買わない理由を聞くと「だってダブルズームあれば買う必要がないでしょ」…と。追加でレンズに5万とか10万とか有り得ない…っ言う一般的にはそんな感じではないでしょうか。
Gshamir
Interesting to know the typical photographer profile who use such cameras.
キク
機能はkiss Mに比較にならない程の性能だし、Penも結構健闘していてkiss M並に売れ
ていても業績的にキツい感じだと本当に厳し
いですね。
首位争いで勝っても大きな体力でやっているCanonのエントリーモデルと本気モデルが同じ土俵位では今の状況も仕方が無い。
m4\3の良い部分で請求力が有る形はとても
難しいだろうけど良い方向に向かって欲しい。apscだったら違ったのかな。
へも
M10ⅲはダブルズームで五万円でしたからね、量販店や専門店でもライトユーザーは購入しやすかったのではないでしょうか?レフ機の一位もD5600のダブルズームだったように、通常はレンズの買い足しはしないものなのでしょうね…
ロジクール
オリンパスが頑張っていますね。販売者の努力もあると思います。儲けは少なくてもオリンパスブランドの宣伝効果は大きいと思います。趣味の分野で大きなものは必ず入門クラスの存在があります。変な例ですがプロ野球には高校野球があります。E-M10 Mark IIIや Kiss Mには瞳フォーカスもついています。入門者には十分すぎる性能です。単眼レンズを買ってもらうには、メーカーによる啓蒙が重要だと思います。
ミノル
安価なエントリー機は売っても儲からないを如実に現していますね。
裾野を広げる、ステップアップ、囲い込みの効果もオリンパスを見ると
程度のほどが知れるのが厳しい。
一眼レフのニコンにも言えますがエントリー機の販売数はほんとんど
意味がないように思えてしまいます。
SONY好き
日本は特殊な市場なので、このランキングを基に世間一般に当てはめるべきではないかと。
世界シェアではオリンパスは全然低いというのは過去何度も言われてますし
キヤノンがMを廃止する噂も、世界的には売れてないからではないかと思ってます。
Mスクエア
その昔「5万円を切ると大量に普及する。」と言った言葉があったように、やはりBCNでの売れ筋カメラは5~8万円台の物が圧倒的に多いですね。
カメラにこだわりのない人なら、どなたかが仰っていましたが、「写真が撮れればそれで十分。新たにレンズに5万円なんてありえない。」が、世のすう勢だと思います。
私も一般的なスマホで写真を撮ったりしますが、「スマホで撮っても、本当にきれいで何か問題ありますか?」のレベルです。
スマホと言う強敵前に、カメラメーカーはどういう生き残り策を図るのか?見ものです。
それこそ、フルサイズミラーレス+ズームレンズ付きで5~8万円なら、バカ売れするんでしょうね。
DaB
入門機のダブルズームキットを買うなら、RX100m7みたいなののほうがいいかなとも思います。高いけど、あの大きさに収まるのは大きい。
そこについて横並びでの分析を見てみたいなと思います。
774RR
確かに最初の1台としてエントリー機を買った人がどれくらい追加レンズ買っているのか気になりますね。周りを見ると追加レンズを買うくらいカメラにハマる人は最初から中級機以上を買っている人ばかりです。
ぽんた
YOSHI-Pさんと同意見ですね。
よくAmazonとかで撒餌レンズを見ると「EOS Kiss X7に付けられますか?」という質問がよく見られます。
自分の買ったカメラにどんなレンズが使えてどんなレンズが使えないのかというのが分からないというのがほとんどのケースなのではないでしょうか?
prelude
私の周りでこのあたりのカメラを購入しているのは、お子さんの旅行や学校行事の撮影で、スマホでは望遠が厳しいので望遠が撮れる出来るだけ安いカメラが欲しい、という理由の方が多いです。
E-M10もKiss Mもダブルズームキットなら換算300mmですからね。スマホは広角は強いですが望遠は換算100mm以上はなかなかないので、そういった需要に対する選択肢の一つとしてこれらのカメラがあるのかと思います。ランキングTOP10全てダブルズームキットの理由はそこかと。
そういった方はマウント云々やメーカーの将来性などは気にせず買います。
で、目的はあくまでお子さんの撮影だけなので、レンズを追加購入するような写真を趣味としていくケースはレアなのかと思います。
Taku
E-M10 Mark IIIはダブルズームで5万円ほどで購入できて、お得感が凄かったですからね。
ただ、EーPL9もそうですが、オリンパスは何で型落ちがこんなに在庫が残ってしまうのか疑問に思ってました。
もう少し生産量をコントロールして値崩れを防がないと、作っても利益が出ないのではないかと思いますが…。
新会社でその辺りの管理面も頑張ってもらえればと思います。
akira
カメラを趣味にしているので時々何がいいかと相談を受けます。そのほとんどの人が望遠を付けて予算10万円と言います。
そうなるとOLYMPUSのWズームキットなどは薦めやすいですね。
予算10万円ならWズームキット+単焦点1本買うと楽しいですよと付け加えますがなかなかWズームキットで終わる人が殆どです。
Wズームキットも標準ズーム+望遠ズームではただ画角が変わるだけと思いそこから発展しないのかも知れません。
高倍率ズーム+単焦点のWレンズセットなど出したら画角の変化に加えボケの美しさが実感出来、更にもう1本となるかも知れません。
カメラ業界の発展を望む一ファンのひとり言です。
はむたろす
多くのユーザーにとって、カメラは””記録”するツールであって、”表現”するという視点はないんだろうと思います。なのでスマホでも問題なくて、でもスマホだと望遠できないからその需要がダブルズームキット買いっきりなんでしょうね。
M10mk3のWズームが5万円くらいですけど、2年前の初値の半額以下ですよね。
在庫処分しないといけないし、そうすると新機種がさらに売れなくなって、という悪循環の結果のように見えます。経営母体が変わってそういう生産計画なんかも刷新されると、たたき売りも改善されるのではと期待しています。
α&ZD
少なくともこれだけのユーザーベースがあるということは、新会社にとってプラス材料。
しっかり生かしてほしいと願います。
Mephiles
8位 "Panasonic LUMIX GF9" だけ、ダブル「ズーム」キットではないですね。単純に安い(Amazonのセールで4.3万円程度)からなのか、あえて単焦点(25mm/F1.7)付きを選んだのか。もしかしたら、ダブルズームキットと勘違いしている可能性もありそうです。
メーカの狙いはakiraさんのコメント後半の通りだと思いますが、果たして購入した人は単焦点を使っているのでしょうかね? 私は LUMIX GF1 の 20mm/F1.7 セットから入り、メーカの思惑にまんまと乗せられました。
ポロ&ダハ
ズームレンズの人気売れ筋ランキングの上位にM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIがランクインしているんですけど、子供の運動会とか野生動物の撮影などで、ライカ判換算600mmまでの超望遠が使いたい人達がOLYMPUS OM-D E-M10 Mark IIIを買っている可能性が高そうな気がしています。
実売で4万円以下ですから、手が出やすいのかもしれないですね。
実際、子供達のスポーツ大会で結構若い女性が使っているのを見かけた事があります。
APS-C用に100-400mmクラスのズームレンズを探しても6万円以上しますし、オリンパスの手ブレ補正は強力ですから、気軽に標準ズーム、望遠ズーム、超望遠ズームと揃えたいユーザー層に受け入れられているんでしょうね。
があしむ
趣味として始める人は、どこまでハマり込むか分からない方もいるとは思うので、エントリーモデルから入って様子を見る場合もあると思います。
私も今はニコンとオリンパス(OMDS)に毎年お布施を納める廃人のようになってしまいましたが、最初に買ったのはD5000のダブルズームキットと投げ売りされてたE-PM2の標準レンズキットでした。
メーカーさんとしては入り口にまず足を踏み入れてくれたお客さんに対して、どれだけ満足できる体験を提供できるか、もっとお金を使ってもその先に進んでいきたいと思わせられるか、が勝負になると思います。
ハードウェアを売るだけでは、きっと足りないのかもしれませんね。
それと、新規のユーザーさんがネットで調べ物をしたい時にポジティブな情報に触れる機会のが多くなりますように、とも願います。
D4
D4にサンニッパやゴーヨンまで手を出して鉄道や飛行機を撮っていますが、最初はD5100ダブルズームキットを買うだけでも清水ジャンプでした。
コンデジが3、4万で買えるのに、7万もしましたからね。
趣味のカメラに10万も出すなんて、正気の沙汰ではないと思っていました。
いや、今でも思ってます。(笑)
μ43一本槍
去年知り合いにE-M10 Mark IIIを勧めて買わせました。やはり価格訴求が強烈だった様です。また私が身近に居て、私の用いるオリ75mmの出す写りを気に入った事もある様です。で、ダブルズームと75mmでお買い上げでした。
本当に75mmはスマホコンデジしか知らない人にはビックリされます。