CIPAが、2020年11月分のデジタルカメラと交換レンズの生産出荷実績表とグラフを公開しています。
2020年11月のデジカメの出荷数量は前年同月比で72.8%(金額ベースで93.2%)で、10月からは若干落ちましたがほぼ横ばいですね。前年同月比で見ると、台数では30%近い落ち込みですが、金額ベースでは7%程度なので、グラフから受ける印象よりは好調と言ってよさそうです。
カメラのうち、レンズ一体型は前年同月比で61.4%(金額ベースで64.3%)、レンズ交換式は81.4%(金額ベースで100.6%)となっていて、レンズ一体型はふるいませんが、レンズ交換式は金額ベースでは先月に引き続き前年超えとなっています。
レンズ交換式のうち、一眼レフは前年同月比で76.1%(金額ベースでは77.0%)で、ミラーレスは85.6%(金額ベースで111.3%)で、やはりミラーレスの方が勢いがありますね。
また、一眼レフの総出荷は約27.8万台、ミラーレスは38.7万台で台数ベースでは1.4倍程度の差ですが、金額ベースではミラーレスが約3.2倍でかなり大きな差となっています。一眼レフとミラーレスでは、単価が2倍以上違うようですね。
kmz
コロナによる一時的な影響はおおよそ抜けて、本来の市場縮小の傾向が見えてきて感じでしょうか。
以前から疑問なのですがボーナスの月が低いのは何故なのでしょうね。
自分はボーナスで買うことが殆どです。
babama
>kmzさん
「販売金額・販売数」ではなく「出荷数」なので、実際に店頭の動きとはずれているんでしょうね。
過去の実績を調べると2017年より前までは、4月と10月に出荷数のピークが存在していたんですが、それも消えてしまいました。ボーナス月に在庫がなくなるほど売れるということがカメラに関してはもうなくなったということなんだと思います。
αつかい
もうそろそろ落ち込みも落ち着いてくれますかね。半分願望ですが。
kmzさん
Worldwideのデータだから日本のボーナスタイミングは余り影響ないのかもしれないですね。
yam
例外的に一眼レフのフラッグシップ機の需要はあるでしょうけど、「一眼レフとミラーレスでは、単価が2倍以上違う」というのが、各メーカーがミラーレスに行きたがる理由なんでしょうかね。
qnk
全世界での実績ですので、大型の賞与支給なんて日本にしかないような文化は数字に現れませんよ。
Pen使い
アメリカやカナダのホリデーシーズンと日本のボーナス商戦はだいたい時期が重なってるから、自分もその時期にもっと売れてもいいような気がする。