2021年に登場する各社のデジカメの予想

ITmedia NEWS に、2021年の各社のデジタルカメラの予想記事が掲載されています。

2021年、デジカメはどうなる 各社の新製品から次の一手を考える

  • ソニー:主力モデルの「α7III」が発売されてから3年経つから、そろそろ「α7IV」が期待される時期だ。α7Cがα7IIIより少し安い価格で小型モデルとして登場したことを考えると、フルサイズミラーレス機のエントリーモデルはα7Cに任せ、α7IVはもうちょっと上のランクを狙って出てくる可能性がある。EVFとボディ内手ブレ補正の性能を上げつつ、背面モニターはチルト式を維持してくれるといいなあ、というのは個人的な希望。

  • キヤノン:2020年に一番驚かせてくれたのがキヤノンだった。「EOSR5/R6」が予想以上の高性能だったのである。2021年はEOS R5/R6の基幹部分を受け継いだ「EOS R/RP」の後継機が出てもいい時期かなと思う。少なくともボディ内手ブレ補正を搭載したモデルへの置き換えは必要だろう。

  • ニコン:2020年、ニコンは主力ミラーレス機であるZシリーズを3台発売している。エントリーモデルの「Z 5」と主力機の後継モデル「Z 6 II」と「Z 7II」だ。2021年は引き続きこの3モデルで行くだろう。2021年はレンズラインアップを揃えてくるだろうけど、本体がどうなるのかはちょっと分からない。Z 50で登場した、APS-Cサイズセンサー搭載のZシリーズを生かすのなら、上位モデルがほしいところかなという気はする。

  • 富士フイルム:四角いボディのX-E3系がどうなるかだが、ボディ内手ブレ補正を搭載してX-S10とX-T4の間を埋めるボディとしてアリかなと思うし、もしかしたらVLOG市場をターゲットにしたモデルとしてリニューアルする可能性もあるかも。

  • オリンパス:OMデジタルソリューションズになったことで、何か新しいカメラを用意するとすれば、PENシリーズの発展系でEVFを搭載した趣味性が高く凝縮感のある超小型モデルか、PEN系のVLOG系のモデルはありかもしれないとは思う。

  • パナソニック:パナソニックのカメラは以前から動画に強く、そっち方面に力を入れた製品を投入してくるはずで、より動画系に目を向けたマイクロフォーサーズ機は期待できる。

  • リコー:リコーはもう特に予想するもなにも、すでに「PENTAX K-3 Mark III」の発売が予定されている。一眼レフである。

 

全体的に無難な予想という印象ですが、噂では、今年はニコン、キヤノン、ソニーのフルサイズミラーレスのフラッグシップ機対決になると言われているので、ITmediaの予想よりも派手な動きがある年になりそうな気がします。

また、記事では触れられていませんが、シグマのフルサイズFoveon機の動向も気になるところですね。