富士フイルムが3本の交換レンズを正式発表

富士フイルムが、「XF27mmF2.8 R WR」「XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR」「GF80mmF1.7 WR」の3本の交換レンズを正式に発表しています。

「フジノンレンズ XF27mmF2.8 R WR」新発売

  • 富士フイルム株式会社児)は、「XFレンズ」のラインアップとして、「フジノンレンズ XF27mmF2.8 R WR」を2021年3月に発売する。希望小売価格は5万2000円(税別)。
  • 指標付き絞りリングを搭載。絞り値を確認し素早く変更できるため、瞬時に撮影設定を調整することが求められるスナップ撮影などで威力を発揮。
  • A(オート)ポジションロックを採用。撮影時に絞りリングが不用意にAポジションから動かないようロックすることができ、確実な操作を可能とする。
  • シーリングを7か所に施し、防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を実現。屋外での撮影時に急に雨が降った場合にも対応できる。

fuji_xf27F2.8RWR_of_001.jpg

「フジノンレンズ XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR」新発売

  • 富士フイルム株式会社は、「XFレンズ」のラインアップとして、「フジノンレンズ XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WRを2021年3月に発売する。希望小売価格は11万円(税別)。
  • 非球面レンズ1枚、EDレンズ2枚を含む12群17枚のレンズ構成を採用。
  • テレコンバーター「XF2X TC WR」「XF1.4X TC WR」に対応。なかでも「XF2X TC WR」との組み合わせでは、焦点距離140mm-600mmをカバー。
  • 最大外径75mm、長さ132.5mm、質量約580gの小型軽量を実現。
  • 5.5段分の強力な手ブレ補正機能を搭載。
  • リニアモーター駆動方式を採用することで、高速かつ静音なAFを実現。
  • 鏡筒の10ケ所にシーリングを施した防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用。

fuji_xf70-300f4-56_of_001.jpg

「フジノンレンズ GF80mmF1.7 R WR」新発売

  • 富士フイルム株式会社は、「GFレンズ」のラインアップとして、「フジノンレンズ GF80mmF1.7 R WR」を2021年2月下旬に発売する。希望小売価格は30万円(税別)。
  • 10万分の1mm単位の精度で加工した金型を用いて製造することで、超高精度な非球面レンズを実現。さらに、この非球面レンズ1枚とスーパーEDレンズ2枚を含む9群12枚のレンズ構成を採用することで、球面収差を最適にコントロール。
  • 非球面レンズを含めた6枚のフォーカス群を一度に駆動させることで、フォーカシングによる収差変動を抑制し、高画質撮影を実現。
  • 独自の光学設計により、開放F値1.7の明るいレンズながら、長さ99.2mm・質量約795gを実現。
  • 鏡筒の10ケ所にシーリングを施した防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用。

fuji_gf80mmf17_of_001.jpg富士フイルムから2本のXFレンズと1本のGレンズが登場しましたが、いずれも魅力的なレンズに仕上がっていますね。

XF27mmF2.8 R WRは光学系は変わっていませんが、絞りリングと防塵防滴の採用でかなり訴求力がアップしているという印象です。外観も見栄えがしますね。

XF70-300mmF4-5.6はテレコンが使えるのが魅力的で、2倍のテレコンと組み合わせれば、このサイズで換算900mmで撮影できるのは驚きです。また、最短撮影距離も短いので使い勝手がとてもよさそうです。

GF80mmF1.7は超高精度非球面と2枚のスーパーEDを使った非常に贅沢な光学系で、どのような絵が出てくるのか楽しみなレンズですね。