ソニー「α7 IV」の予想スペック

CAMERA JABBER に、ソニーα7 IV のスペックの予想が掲載されています。

Sony A7 IV Possible Specifications(found via PhotoRumors

  • センサーは30MP 裏面照射型CMOS:現行の24MPセンサーを少しルフレッシュし、高感度画質が向上すれば嬉しいが、ソニーが解像度を上げるという噂が流れており、魅力的な新型センサーが用意されている可能性は十分ある。
  • 画像処理エンジンはBionz XR
  • ISO感度はISO50-204800
  • AFシステムは693点位相差と425点コントラストのハイブリッド、リアルタイム瞳AF(スチルと動画で人間と動物用の)

  • 手ブレ補正は5軸ボディ内手ブレ補正と電子補正、最大5.5段分の効果
  • 動画は最大4K60fps、フルHD240fps、HDMI出力で10ビット4:2:2:動画は4Kが60pになり、スローモーション動画は240pになる。動画モードで人間と動物の瞳AFに対応する。
  • 色域(ガマット)はS-Log2とS-Log3、S-Gamut3.CineとS-Gamut3
  • スチルのファイル形式はRAW、JPEG、HEIF

  • モニタは3型144万ドット、バリアングル、タッチパネル:モニタは競争力維持のために少なくとも144万ドットが必要だ。また縦位置のハイアングルやローアングルの撮影ではバリアングルが最適で、チルトは役に立たない。
  • メニューはα7S III で刷新された新メニュー。α7S III で導入されたメニューのタッチ操作は、使い勝手に大きな違いをもたらす。
  • EVFは369万ドット0.5型有機EL:ライバルとの競争力を維持するには、少なくともこのスペックにEVFをアップグレードする必要がある。

  • 連写速度はメカシャッターと電子シャッターで10コマ/秒
  • メディアはSD/SDHC/SDXC(UHS-II)とCFexpressタイプAのデュアルスロット:動画の高フレームレートの書き込みに備えて、UHS-IIとCFexpressのデュアルにアップデートされると思う。
  • 価格は2500ドルをわずかに下回る:α7 III の現在の価格は1998ドルで、2000ドルを下回っている。α7 IV登場時にここまで安価になる可能性は低いが、2500ドルを少し下回ると思う。

 

CAMERA JABBERのα7 IVの予想スペックは、奇をてらったものではなく、このまま製品化されても不思議はないものという印象です。

予想スペックでは、新型の30MPセンサーや、4K60pの動画、高解像度化されたEVFとモニタ、CFexpressスロット等の採用で、この価格帯では競争力は十分と言ってよさそうです。ただ、連写は、ライバルが速くなっているのでもう少し速さが欲しいところかもしれませんね。