キヤノンが近い将来にEOS Mシリーズを終了することはない?

Canon Watch に、EOS Mシリーズの今後の動向に関する噂が掲載されています。

Dead Of Canon EOS M Series "not happening"

  • キヤノンのEOS Mシリーズの終了が近付いているという噂に関するいくつかの情報がある。EOS Mシリーズが終了することはないだろう。

    信頼できる情報筋から連絡があり、キヤノンが近い将来にEOS Mシリーズに終止符を打つことはないということだ。この情報筋によると、EOS Mシリーズのカメラとレンズの生産は、新型コロナの影響と、キヤノンがEOS Rシリーズを優先するために、スローダウンする可能性がある。

    EOS Mのスローダウンについては疑いの余地はなく、他の情報筋からも同様の情報を得ている。

    一方で、常識的に考えれば、EOS Mシリーズ終了の噂は否定されるだろう。言うまでもなく EOS Mシリーズは消費者に大人気で、どうしてキヤノンがEOS M50(Kiss M)のようなベストセラー機を亡き者にするのか、考えてみて欲しい。それは現実的ではないと思う。

    EOS Mシリーズの終焉の噂は、しばしばAPS-CのEOS Rの噂を持ち上げるために利用されている。APS-CのEOS Rが登場する可能性はあるが、我々はまだこのカメラの登場を完全に納得しているわけではない。

    この噂では、キヤノンはRFマウントのAPS-C専用レンズを造るつもりがないとも述べられていて、キヤノンがEF-Sをラインナップしていたことを考えるとこれは奇妙な話だ。

    結論として、キヤノンがEOS Mシリーズを終了することはないと思う。そうすることに合理性はない。ただ、もし、キヤノンがAPS-CセンサーのEOS Rをリリースしたら、そうなる可能性があるだろう。そうなっても噂のように2021年にEOS Mが終了することはないだろうが、5年以内に終了するかもしれない。

 

Canon RumorsはEOS Mシリーズの終了の噂を良く流していますが、今回取り上げたCanon Watchは反対にEOS Mシリーズが終了することは無いと述べています。

どちらの噂が的中するのか気になるところですが、Canon Watchも「APS-CのEOS Rが登場すれば、EOS Mシリーズは終了するかもしれない」と述べているので、噂のAPS-CのEOS Rが本当に登場するかどうかに、まずは注目したいところです。