キヤノン「EOS R1」にはクアッドピクセルAFとグローバルシャッターが採用される?

Canon Rumors に、EOS R1 のセンサーに関する噂が掲載されています。

Quad-Pixel AF and a global shutter coming in 2021?

  • グローバルシャッターとクアッドピクセルAFは、2021年に登場するフラッグシップEOS Rに搭載されるのだろうか? 信頼できる情報筋によると、その可能性は大いにあるということだ。

    キヤノンは、我々がEOS R1と呼んでいるフラッグシップカメラの開発を続けており、このカメラは東京オリンピックの前にお披露目されると噂されている。

    非常に信頼できる情報筋によると、このカメラに搭載される機能の1つにクアッドピクセルAFシステムがあるということだ。このAFシステムは、被写体やカメラの方向にかかわらず、AF精度を向上させる。

    また、同じ情報筋がEOS R1にグローバルシャッターが採用される可能性があると主張している。これにより動画やスチルの電子シャッターモードで、ローリングシャッター効果をなくすことができる。グローバルシャッターの実現には課題があるが、このカメラへの採用が検討されている。

    センサーの解像度や8K対応に関しては、情報が無かったが、8K RAWを求めるなら少なくともEOS R5と同じ解像度が必要だ。

    EOS R1はEOS-1D X Mark III の単なるミラーレス版ではないようで、キヤノンが限界に挑み続けているのは、消費者にとって良い兆候だろう。

 

キヤノンはクアッドピクセルAFに関する特許をいくつか出願しているので、この技術がR1で採用される可能性は十分ありそうですね。クアッドピクセルAFでは縦横両方向で位相差AFが可能になるので、AF性能の大幅な向上が期待できそうです。

グローバルシャッターは、ローリングシャッター効果(こんにゃく現象)が全く発生せず、メカシャッターが不要になるので、採用が事実だとしたら、ミラーレスカメラの大きな転換点になりそうですね。