ニコンが通期の最終損益の予想を上方修正

日経新聞に、ニコンの業績予想の上方修正に関する記事が掲載されています。

ニコン、通期の最終損益予想を上方修正 500億円の赤字から420億円の赤字に

  • ニコンは29日、2021年3月期の最終損益が420億円の赤字(前期は76億9300万円の黒字)になる見通しだと発表した。従来予想の500億円の赤字から上方修正した。

    営業損益は650億円の赤字(前期は67億5100万円の黒字、従来予想は750億円の赤字)、経常損益は600億円の赤字(前期は118億6400万円の黒字、従来予想は700億円の赤字)、売上高にあたる売上収益は前期比23.9%減の4500億円(従来予想は前期比27.2%減の4300億円)と、それぞれ予想を引き上げた。

    業績修正の理由について、同社の説明は以下の通り。

    2021年3月期通期の連結業績予想については、映像事業や精機事業を中心に第2四半期で見られた業績改善傾向が、第3四半期においても継続していることから、業績予想を上方修正することにした。

 

昨年はコロナ禍の影響でニコンも大きな打撃を受けましたが、第2四半期以降は改善傾向が続いていて、通期の予想が上方修正されたのは不幸中の幸いですね。とは言え、まだ巨額の赤字には変わりないので、来期はV字回復で黒字転換して欲しいところです。