PHILEWEBに、全国有力販売店の6店のデータによるデジタルカメラと交換レンズの1月の販売ランキングが掲載されています。
・人気冷めやらぬキヤノン「EOS R6/R5」、ミラーレスでワン・ツー
- ミラーレスカメラ:依然、高い人気を誇るキヤノン「EOS R5」「EOS R6」。品薄が徐々に解消されてきたこともあり、ベスト5に再ランクインした「EOS R6」が売れ筋トップ、「EOS R5」が2位にランクされトップ2を独占。
- 1位 キヤノン「EOS R6」36(※末尾の数字は総合ポイント)
- 2位 キヤノン「EOS R5」28
- 3位 ソニー「ILCE-7M3(α7 III)」21
- 4位 ソニー「ILCE-6400Y(α6400)」18
- 4位 オリンパス「OM-D E-M10 MarkIII EZ WZK」18 - デジタル一眼レフ:1位にキヤノン「EOS 90D」、2位にニコン「D5600WZK」と前月から両モデルの順位が入れ替わった。AFシステムを強化して昨年1月に発売され話題を集めたニコンのフルサイズ一眼レフ「D780」が3位に順位を上げた。
- 1位 キヤノン「EOS 90D」40
- 2位 ニコン「D5600WZK」36
- 3位 ニコン「D780」22
- 4位 ニコン「D3500WZK」17
- 5位 キヤノン「EOS Kiss X10・WZK」16 - 高級コンパクト(1/1.7インチ以上):プレミアムコンパクトで重厚なラインナップを誇るソニー、キヤノンを向こうに回し、首位を堅持するのがリコー「GRIII」。発売から間もなく丸2年を迎えるが、実勢価格にも大きな変動なく売れ筋上位をキープする。堅調な人気は目をみはるばかりだ。
- 1位 リコー「GRIII」47
- 2位 ソニー「DSC-RX100M3」31
- 3位 キヤノン「PowerShot G7X Mark II」25
- 4位 ソニー「DSC-RX100M7」22
- 5位 ソニー「DSC-RX100」20 - コンパクト(1/1.7インチ未満):人気のIXYシリーズに続き同ポイントの2位にランクされたリコー「WG-70」は、前月1位を獲得したニコン「COOLPIX W150」同様のタフネスモデル。
- 1位 キヤノン「IXY 200」28
- 2位 キヤノン「IXY 650」24
- 2位 リコー「WG-70」24
- 4位 ソニー「DSC-W830」20
- 5位 キヤノン「PowerShot SX620HS」 17 - 交換レンズ(ズーム):タムロンの新製品「17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD」が2位にランクインした。これにより、1位・2位・5位がタムロンのEマウント対応レンズ、3位・4位がキヤノンのRFレンズとなり、"ソニーのミラーレスの牙城に迫るキヤノン"という構図がここからも伺える結果となった。
- 1位 タムロン「28-200mm F/2.8-5.6 DiIII RXD」42
- 2位 タムロン「17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD」 35
- 3位 キヤノン「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」 34
- 4位 キヤノン「RF24-105mm F4 L IS USM」25
- 5位 タムロン「28-75mm F/2.8 DiIII RXD」 18 - 交換レンズ(単焦点):新旧モデルの「RF50mm F1.8 STM」「EF50mm F1.8 STM」でキヤノンが前月に続き1位・2位を独占した。シグマの「24mm F3.5 DG DN」「16mm F1.4 DC DN」が4位と5位に順位を上げている。
- 1位 キヤノン「RF50mm F1.8 STM」 45
- 2位 キヤノン「EF50mm F1.8 STM」 29
- 3位 フジフイルム「XF35mm F1.4R」25
- 4位 シグマ「24mm F3.5 DG DN」16
- 5位 シグマ「16mm F1.4 DC DN」14
EOS R5とR6は供給不足がある程度解消したようで、どこのランキングでも非常に強いですね。ソニーは、ここではα7 III とα6400が引き続きよく売れていて堅調のようです。ニコンは先月2位だったZ7IIがランク落ちしてしまったのが気になるところです。
ハイエンドコンパクトは今月もリコーGRIIIが1位で、このカメラの人気は本当にすごいですね。ソニーはRX100シリーズが相変わらず強いですが、ここのランキングでは人気のZV-1が入っていないのが面白いところです。
交換レンズは、サードパーティーのEマウントレンズとRFレンズがよく売れているようで、特にタムロンの28-200mmは引き続き1位で、このレンズの人気は衰えることを知りませんね。
乾
R6は性能のトータルバランスが本当に良いカメラですね。
1Dx3譲りのセンサーからの画質と高感度と読み出し性能
強力なオートフォーカス
また画素数も2000万画素ですから保存データとしてもハードディスクにも優しい容量で気兼ねなくスナップできます。
まさにスタンダードの地位を得てると言って良いのかも知れませんね。
京野菜
kiss X10iが高性能にシフトしてライト層にはあまりに高価になり、X10は9点AFとしては流石にコスパが悪く、今はD5600・D3500が一眼レフの窓口としてトップランナーであっただけに、Nikonは本当に生産終了して良かったのかなと心配になってしまいます。
こぺぱん
EOS Rの時はsonyとの差が縮まるのは当分先だと思ってたのですが
EOS R5R6はすごいですね、良いものを作ればちゃんと売れる。
ニコンもあと一歩だと思うので頑張ってほしい所です。
X-T44
EOS Rではミラーレスは乗り換えるに至らず、一眼レフを使用していたユーザーにとっては、待ちに待ったカメラですよね。実機の出来を見ても納得の結果です。
一方で、3年落ち、2年落ちのα7III、α6400が常に上位をキープしているのも凄い。
ソニーの次の一手も楽しみですし、ニコンの逆襲にも期待したいところです。
ロージンバック
リコーGRIIIの人気はすごいと思います。交換レンズ(単焦点)部門でキヤノン「EF50mm F1.8 STM」の2位もすごいと思います。手ごろな価格なのですが、キヤノンの「EOS Kiss X10・WZK」等を購入されたカメラ入門者の方たちが同時にということなのでしょうか。それとも販売員の方たちの努力の結果なのでしょうか。
まさやん
ミラーレスカメラは、予想通りですね。
あとレンズですが、タムロンとCanonは、好調ですが、SONYが、上位にいない事に少し驚いています。やはりSONYは、サードパーティのレンズ群が、充実しているので、売上に響いているのでしょうか?
まめたろう
レンズのランキングまで載せてもらえると非常に面白いですね。
以前からソニーはレンズが売れていないと言われてきましたが、実際その通り見たいですね。
マウント情報を開示してボディのシェアを伸ばしたのは良かったですが、結果的にレンズが売れないとなると、キヤノンやニコンがマウント情報の開示に消極的になるのも納得です。
うらわキャッツ
GRⅢで撮っている人は人気上位は当然と思っているでしょう。
それにしても2年後でも1位とは!
出てくる画もスゴイのでハマると手放せません。
使い勝手もすばらしい。
自撮りもホットシューに楽天miniスマホを載せて
Image Syncアプリでなんちゃってチルトで撮れてますし。
なすぽん
FUJIFILMのXF35mm F1.4Rが単焦点レンズ部門の3位に食い込んでいてフジユーザーとしては嬉しいです。リニューアルの噂もあるのでそちらにも期待しています。
ボムボムプリン
Eマウントでシグマやタムロンが売れているのは、SONYのレンズが総じて20万前後~と高額寄りだからだと思います。
誰も彼もが湯水のようにカメラにお金を注ぎ込めるわけじゃ無いので、10万前後で買える範囲に魅力的なレンズを持ってきているシグマやタムロンが、ランキングに常にいるα7Ⅲのレンズとして人気なのかなと思います。
みちと
GRIIIの陰に隠れてるけど、RX100(初代)がいまだ5位というのも凄い。
進化や淘汰の激しいデジタル製品にあって、10年発売という快挙も現実味を帯びてきた。
山男
キヤノンのミラーレスが強いですね。
キヤノンはRFマウントは自社製以外ほぼ無いに等しいので、レンズも順調に売れているんじゃないでしょうか?
純正レンズはデジタルオプティマイザの効果もあって非常に写りが良いと思います。
じばこま
発売から約1年半経過して値下がりほぼ無しの90D が上位に来ているのはすごい。
7D3あきらめ組が結構流れているのでしょうか?
ファミリーカメラマン
今までですと、「一眼レフは、1位はキヤノンに取られたものの、2、3、4位はニコンが占めている。やはりニコンは一眼レフに強い」という解釈もあったと思いますが、その楽観視がニコンの業績を下げてしまったのではないかと思います。
日本を代表する企業なのですから、ニコンに頑張ってほしいと思います。