コシナが「APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical」と「ULTRON Vintage Line 35mm F2 Aspherical Type-II」を正式発表

コシナが、Eマウント/VMマウント用の「APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical」とVMマウント用の「ULTRON Vintage Line 35mm F2 Aspherical TypeII VM」を正式に発表しました。

APO-LHATHER 35mm F2 Aspherical(以下、Eマウント版のテキスト)

  • 光の3原色を構成するRGBの軸上色収差を限りなくゼロに近づけるアポクロマート設計を採用。フォクトレンダー史上最高の準広角レンズとしての性能と、コンパクトでハンドリングのしやすさを兼ね備えています。
  • 電子接点搭載で、撮影データのExif情報にレンズの使用状況が反映されます。また、距離エンコーダーを内蔵しているのでカメラボディ側の5軸手ブレ補正に対応。
  • ソニー Eマウントセンサーに最適化された光学設計を採用。画面周辺部まで高い解像を保ち、色被りなどの現象も抑制。
  • 高画素化したデジタルセンサーに対応すべく、軸上色収差及び倍率色収差を徹底的に抑制。
  • 高い精度で加工・調整された総金属製ヘリコイドユニットと、適度なトルクを生み出す高品質グリースの採用により、滑らかな操作感覚のフォーカシングを実現。
  • クリック音を発生させず、絞りリングを無段階で開閉させることが可能な絞りクリック切替え機構を搭載。
  • 希望小売価格は12万円(税別)、2021年4月発売予定。

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ULTRON Vintage Line 35mm F2 Aspherical(※I型と同じページです)

  • 1950年代(TypeⅡは1970年代前半)に発売された名玉を想起させるクラシカルなデザイン。全てのパーツは金属製で質感や操作感にも優れ、レンズを所有する悦びを提供する。(※この他は、I型と共通のようです)

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APO-LHANTERシリーズは非常に高評価で、特に50mm F2は極めて高評価だったので、今回発表された35mm F2にも大いに期待したいところです。「フォクトレンダー史上最高性能の準広角レンズ」がどのような描写を見せてくれるのか楽しみですね。

ULTRON 35mm F2 TypeII は、デザインが変更された以外はI型と変わっていないようです。