シグマは「DG DN Sports」シリーズのレンズを現在開発している

シグマの商品企画部長が、CP+のコンテンツで、ミラーレスレンズ(DNシリーズ)の開発についてコメントしています。

SIGMA CP+ 商品企画部長が語る|SIGMAのミラーレスレンズ開発

  • 28-70mm F2.8 DG DNは、これほどコンパクトで高性能なレンズは初めて。ミラーレス時代の標準ズームとは何か?という問いに関するシグマの一つの最適解と言っていいかもしれない。
  • ミラーレス用のレンズは一眼レフ用レンズと比べると、周辺の性能が非常に高くなっている。これはミラーレスのショートフランジバックが活きている。
  • ミラーレスカメラは一眼レフではなく、コンパクトデジカメから進化したものと考えている。

  • 35mm F1.2 DG DNと105mm F2.8 DG DN MACROは解像力を極めた「光学性能一点突破」というポリシー。
  • I seriesは明るさを抑えることで、AF性能を担保し、高解像力とコンパクトなサイズを実現している。外観は金属加工部の粋を集めたシネレンズの技術を投入している。
  • 超望遠ズームでもショートフランジバックの効果はあり、100-400mm F5-6.3 DG DN OSはシグマの歴代の超望遠の中でも屈指の光学性能。
  • 85mm F1.4 DG DN Artは今までにないレンズ構成でコンパクトで高性能、これは小さな奇跡ではないかと思っている。

  • 他社はミラーレスのレンズの設計自由度の高さを利用して、ユニークなスペックのレンズを出しているが、シグマは従来の焦点距離とF値で光学性能を上げることに重点を置いている。
  • APS-Cの16mm F1.4 DC DNは一時トップセラーになった。まさか、APS-C用の広角端焦点がNo.1の売れ行きになるとは思っていなかった。
  • DG DN にはSportsが無いが、現在開発中なので、もう少し時間をいただきたい。

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以前から噂ばかりが先行してなかなか登場しない70-200mm DG DN Sportsですが、Sportsシリーズの開発が明言されたので、このレンズの登場を期待してもよさそうですね。望遠レンズでもショートフランジバックの恩恵はあるということなので、Sportsシリーズも一眼レフ用のレンズより高性能なものが期待できそうです。