シグマが、フルサイズFoveonセンサー開発の進捗状況について、再度アナウンスしています。
- 前回発表の通り、それまで弊社が取り組んでいたセンサーは、その致命的な欠陥により量産化を断念せざるを得なかったことから開発プロジェクトを中止しており、これにともなって協業先であるセンサー製造会社との契約も解消しております。
また従前の仕様のままでは現在のお客様のご期待に応えうる価値は提供できないことから、同仕様でのセンサー開発そのものを白紙に戻すことと致しました。
現在は、お待ちくださっている皆さまのご期待に応えられるよう仕様から再検討し、本社主導で研究開発を進めている段階であり、まだカメラボディの開発には至っておりませんが、当社としては、お客様にとって真に価値あるカメラを自信を持ってお届けできるよう、最大限の努力を続けて参る所存です。
現在、シグマのフルサイズFoveonは研究開発段階でボディの開発には至ってないということなので、登場までは、まだしばらく時間がかかりそうですね。
シグマは近日中に「fp L」を発表すると噂されていますが、現在の開発状況からみて、このカメラにフルサイズFoveonが搭載されることはなさそうです。
朔
量産時の不都合だと思ってたのですが仕様面からとなると、かなり根本的な問題のようですね。
センサーの開発完了まで数年レベルで待たなければなさそうな雰囲気だと思いました。
気長に待ちたいですね。
カタスマー
「センサー製造会社との契約も解消」ということは、本当に文字通り白紙に戻っていたんですね、、、
他社のピクセルシフトマルチショットの進化も逆風だと思いますが、頑張って欲しいです。
ジェラ
去年9月に作り直すとのインタビューが出たので半年そこらで完成することはまず無いと思っていました。
設計時点からミスがあったみたいなので文字通り白紙からの再スタートでしょう。
出れば圧倒的なものになると思いますが、こればっかりは気長に待つしかないでしょうね。
ミック兄さん
初期にFoveon作っていたファブから変えたんでしたっけ?
次は良い所が見つければ良いですね。
bigbear
残念ですが、こういうことを明確にアナウンスしてくれるシグマに感謝、拍手です。
APS-Cで十分ですので、お待ちしています。
to
シグマファンですが、現実的には商品化は厳しいのでは? fpの好調は国内だけでカメラ事業は未だ赤字ですし、市場もますます縮小していきます。そんな中シグマの規模の会社が今からセンサーを研究開発してボディを発売しても超高価格となり、しかもどこまで赤字を許容できるかという判断になるかと。
フォビオンはシグマのアイデンティティというのは十分理解しますが、無理はしないでほしいですね。仮にフルサイズフォビオンを商品化できなかったとしてもファンをやめたりしません。
たぬき
ただただ、本当に残念です。自分の用途的には、フォビオン以外考えられないくらいに素晴らしいセンサーなので、またしばらく買うべきカメラを見失ってしまいました、、はやくLマウントに乗り換えたかったのですが、難しいですね。とはいえ、APS-Cでいいのでレスポンスの良いフォビオンカメラを期待しています。心から応援しているので、ぜひ頑張って頂きたいです。
Mスクエア
この状況下では、無理が本当に命取りになると思うので、これは仕方のない英断だと思います。
ただ、残念ながら「致命的な欠陥 型の廃棄 本社主導・・・」を見ると、協業相手先選びが問題だったように受け取れます。
この一年でミラーレスカメラの進化は著しく、ソニーやキヤノンの潤沢な予算での開発力を見せつけられているような気がします。
Foveonの特許期間も残り僅かでしょうし、同じようなイヤそれ以上の性能のセンサーも開発されているようならば、fpの後継機は、OEMのFoveonの様なセンサーで対応してソフトに注力するのもありかもです。
こだわりを持つことは大切ですが、時流を読み経営判断し会社を存続させることは、もっと重要だと思います。
メイドインジャパンを謳うシグマさんには、頑張って欲しいです。
shara
そういうことであれば仕方ないですね。
中途半端なモノを出されるより全然マシなので気長に待つことに致します。
ただそうなるとLマウントは個人的には現在所有のLUMIX S5に投資することになり、
肝心の3F機が出るころには資金のプールが底を尽きそうです。
わかっていながら70-300mm F4-5.6 MACRO O.I.Sの購入は決定だな。
Luminaire
致命的な欠陥とは何であったのか気になります。
LマウントレンズではFOVEONに使えるほどの周辺部の入射光のテレセントリック性を確保できなかったとかでしょうか。
ももんが
去年の発表を聞いて、まだまだ時間かかりそうだなと思ってLeica SL2を買ってしまいましたが、最近はfoveonで写真を撮りたい欲が増す一方です…繋ぎでいいので、sd Quattro HのLマウント版を出してくれないかな…。笑
とにかくメチャメチャ応援しております!そして気長に待ちます!
kmz
APS-Hとフルサイズの間隔たりは大きいのか、高感度化などに挑戦していたのか、最後の量産化で躓くのは惜しいですね。
fpも予定していたフルサイズFoveon機とのバランスを考えた仕様だったでしょうし、今後のボディ開発の戦略をどうするのか注目したいところです。
P
山木社長自ら状況内容を語られる姿勢は、とても良いと思います。
時間は掛かると思いますが、ぜひ研究開発を続けてほしいなと思います。
それまでしっかり待ちますから。
Ariel
新規センサー開発はかなり難しいのでしょうがないと思います。
もちろんフルサイズFoveonはロマンを感じますが、やっぱり意味のあるレベルまでもっていくのは大変でしょう。無理には期待しません。
むしろ現行のFoveon機のLマウント版を出していただけるだけでも満足する人は多いのではないでしょうか。
ht
シグマファンですし、フルサイズFoveon機も喉から手が出るほどの待ち遠しさですが開発が遅れるほど世の中に出すのが困難になるのではないかと心配です。
弱点だらけをひっくり返すほどの圧倒的な写りがFoveonの魅力だと思いますが、他社がどんどん高解像、高ダイナミックレンジ化していってしまうとFoveonの魅力が弱まり、弱点部分だけがより強調されてしまいますよね。
それでもFoveonにしか出せない写りがあるので、きちんと開発して驚くようなカメラになるのを心から待っています。
kyoceracarlyle
事実上の発売無期限延期という事ですね。。。
山木社長の話す姿は大変切なく感じられて、こちらが泣いてしまいそうな程でした。
本当に、お話しいただきありがとうございました。
また、フォビオンの新しい活路、また違ったセンサーなどなど、いろいろな技術やアイディアで私たちをドキドキさせる発表を、いつまでもお待ちしています。
コリン
s5とレンズ併用でカメラ機材を揃えていこうとしていたのにざんねんです
日陰坂45
fp Lの60MPのセンサーに密かに期待していましたが、ちょっと残念です。
でも、キチンとアナウンスしてくれるメーカー側の姿勢は好感が持てますね。
難しい事は分かりませんが、かなり困難な技術なんでしょうね。
今でも初代foveon機のカタログのモデルさんの肌の質感を鮮明に覚えてます。
ハマった時のfoveon画質は、ベイヤーセンサーでは表現出来ない不思議な魅力が有るだけに、技術的に克服して是非商品化して欲しいですね。
心からお持ちしております。
Hetkinen
気になるのは既存のAPS-Cです
新型の開発は可能なんでしょうか
YOGA
ソニーは1年前、有機膜を利用した3層分光型の試作イメージセンサーを発表してます。
Foveonと違う構造でクロストーク等の欠点を解決していました。
既存のセンサー製造会社との契約を解消したのなら、ソニーと協業するが有力な手段と思うのですが。
mo
レスポンスの良いリニューアルしたMerrillとかでも、シグマファンが増えた今なら結構売れるような…。何にせよ応援しています。
SoA
このニュアンスは上手く行っても大分先の事になるという事ですね。
自分はミラーレスの主力マウントを決めるのにFoveon FF機の有無がキーだったのですが、もう暫くの間、主力はミラーありもアリかなと思える情報でした。
np
シグマの公式通販でsd quattro Hが販売終了になっているし、センサー製造会社との契約も解消ということは、他の現行機種もじきにディスコンになるのでは…
電脳仙人
そろそろかと思っていましたが、白紙撤回して一から開発となるとまだまだ時間がかかりそうですね。それでも、やっぱりFoveonフルサイズには期待してます。何年でも待つつもりで、発売されたら絶対購入したいと思います。
それにしても、SIGMAのこういった真面目で誠実なところ本当に素敵だと思います。
スナッキー
Merrillのdp2使ってたので密かに期待しでした。
仕方ないし残念な事ですが、ボディの挙動なりコンパクト化や書き込み速度などの改善改良を今のうちに研究し、センサーができた時合流!というのはいかがでしょう?
引き続き期待しております!
ブドワール
くぅ~。sd Quattro H でも画質は十分ですが、そのままフルサイズ化するのも大変みたいですね。
今はLマウントでどうしても使いたいレンズがある訳ではないけど(SAマウントが充実しているので)、いつかはLマウントのsdを出してほしいです。
電卓
フォビオンセンサーは、構造的にショートフランジバックは無理なんじゃないでしょうか?という認識です。
よほどの技術革新がないと難しい気がします。
とりあえず、今使っている機種を使い続けることにします。
gpx
このご時世の中でケレンがないというか、致命的な欠陥や契約解消まで認めてしまうところに逆に「ホンモノ感」があるんですよね。決定的な弱点をさらけだしても、それでもホンモノ感が消えないFoveonの画質そのものと同じように。
現在でもMerrill(特にdp)の中古で状態が良いものが出るとすぐに売れてしまいますし、これだけ昔の機種が安定した人気があるというのは、現代のタイムレスな古典、何か中古フィルムライカのような風格さえ漂わせています。
どんな形であれ(センサーの協業等)、弱点があってもタイムレスな本物を送り出してくれることを期待しています。生みの苦しみで大変だと思いますが、待っています。
f2er
「致命的な欠陥」と判断して「量産化」は困難。ということですが、どの段階、どのような理由での判断かも気になります。試作まで行って試写の中で、テレセントリック性の乏しいレンズなどでは、フルサイズでの周辺画質は、従前の設計仕様では厳しいと判断したのでしょうかね。
いずれにしろ、次への課題が明確になったいうことで、技術進歩と考えます。新たなるチャレンジに期待します。
涼子
FoveonセンサーはLマウントならではの強みになると思っていたので残念ですね。
色々なレンズとFoveonセンサーを組み合わせて遊びたかった人も多かったのでは?
でもまだ研究開発は進めているようなのでいつになるかわかりませんがシグマの哲学が込められたセンサーが完成することを心待ちにしてます。
ひとまずfp Lがどんなカメラなのか気になりますね。
Luminaire
減衰の多い赤と緑の画素の数を減らしたことで描画を安定させたQuattroの評価が妙に低い割に、色の不安定なMerrillの代わりをベイヤーでという人がちょくちょくいるというのがちょっと解せない話ですね。
sd quattro Hを使用していますが、SFDモードでダークノイズから解放された描写は十分に唸らせるものがあると思っています。
通常の撮影でもダークノイズに気をつければ、一枚ベールを取ったようなマイクロコントラストの高さで十分に高画質です。
SFDモードでないとダイナミックレンジが狭いのが難点ですが、これをフルサイズ化で画素ピッチに余裕を持たせて解決できたらと考えていました。
センサー供給会社を新たに探すのは大変かもしれませんが、これからも開発を続けて欲しいと思います。
ヨコさん
Foveonセンサー搭載のフルフレーム機を何時までも待っていますと言えない年齢です。
今回の発表は残念としか言えません。
よたすけ
ネガティブな事が公開できるのは、会社が顧客の信頼を得ているのと、非上場企業だからでしょうね。個人的にはLマウントのAPS-Cフォベオンが欲しいのですが、採算に合うほど数が出るか微妙ですね。
グリーンティー
自分もsd QuattroのLマウント版があればと思うのですが、採算が取れないのかな。
ポロ&ダハ
デジカメinfoの2014年3月29日にも
https://digicame-info.com/2014/03/foveon-2.html
[シグマのFoveonセンサーを製造している工場が売りに出されている?]
という記事が載っていましたけど、それ以降に変更はあったんでしょうか?
Foveonセンサーの大型化に関しては、熱分布の偏りが顕著になり、オーバーヒートの問題があったと聞いていますが、解決済みなんでしょうか?
大型化がネックなら、画像データ的には1536万画素のsd1のセンサーをより高画素化したAPS-C機をLマウントで出して、FUJIに対抗しても良いと思います。
更にフォーサーズやマイクロフォーサーズも起ち上げ当初から賛同し、オリンパスやパナソニックにレンズを供給していますから、マイクロフォーサーズのボディーも出して欲しいです。
ちなみにFoveonのRAWデータからだと、2倍に拡大現像してもベイヤーの等倍と遜色ないですから、オリンパスとタイアップして高画質バージョンのマイクロフォーサーズのボディーを出せば、Lマウント機より売れそうな気がします。
K.GAKU
sdquattro & dp1/2/3 merrill ユーザーです。一年ぶりのアナウンスでややガッカリ、しかし、まだ待てるといった所です。SIGMAの生真面目さには感謝で、信用しています。
sdquattro のキズが目立ちオンオフスイッチが固くてイライラするようになり、急遽ディスコンになってしまった sdquattroH を買い増ししました。もしかして、フルサイズ・フォビオンが開発中止になると辛いので。ただ sdquattroH の販売中止はアナウンスしたのでしょうか?
SA-11
一から開発し直すのならそれは仕方がないと思うのですが、もしその間にsd Quattroシリーズをディスコンにするのなら、600万x3くらいの画素数で構わないので、既存の技術で作れるフォビオンセンサー機をSAマウントで出しておいた方がいい気がします。SAマウントで繋ぐなら、まだSAマウントのレンズを出している今がチャンスではないでしょうか。できれば一眼レフでSD15の後継機を…お願いしたいです。