キヤノンの「12mm F2.8」「14mm F2.8」「20mm F2.8」の特許

Canon News で、キヤノンのフルサイズミラーレス用の超広角単焦点レンズの特許が紹介されています。

Canon Patent Application: Canon RF 12mm F2.8 and 14mm F2.8

  • 本日公開された特許出願(特開2021-047384)の中に、多くの人が開発を望んでいると思われる興味深い超広角レンズがあった。

    これらのレンズは、天体写真の愛好家にとっては十分な明るさではないが、F1.8やF2.0のレンズよりも安価で可搬性に優れ、入手しやすいと思う。

    キヤノンのEFレンズには14mmと20mmの単焦点レンズがラインナップされていたので、遅かれ早かれ、キヤノンはこのような超広角レンズでRFレンズのラインナップを充実させていくことになるだろう。

    RF 12mm F2.8
    焦点距離:12.35
    F値:2.88
    半画角:60.28
    像高:21.64
    全長(前玉からセンサーまで):80.22
    バックフォーカス:16.54

    RF 14mm F2.8
    焦点距離:14.42
    F値:2.88
    半画角:56.32
    像高:21.64
    全長(前玉からセンサーまで):91.61
    バックフォーカス:17.29

    RF 20mm F2.8
    焦点距離:19.48
    F値:2.88
    半画角:48.02
    像高:21.65
    全長(前玉からセンサーまで):90.74
    バックフォーカス:19.35

canon_patent_2021-047384_001.jpg

超広角レンズはミラーレス用マウントのショートフランジバックが最も活かせる分野なので、高性能なレンズ群のラインナップを期待したいところです。

レンズの全長の値からRFマウントのフランジバック20mmを引くと、どのレンズもコンパクトで使い勝手がよさそうですね。