PHILEWEBに、全国有力販売店の6店のデータによるデジタルカメラと交換レンズの2月の販売ランキングが掲載されています。
・キヤノン「EOS R5/R6」が1位・2位、品薄も徐々に解消
- ミラーレスカメラ:品薄が解消されつつあるキヤノン「EOS R5」「EOS R6」が依然、高い人気で前月に続いて1位、2位を独占した。4位に初登場となったのが、2月25日に発売されたフジフイルムの中判ミラーレス一眼カメラ「GFX100S」。
- 1位 キヤノン「EOS R5」40(※末尾の数字は総合ポイント)
- 2位 キヤノン「EOS R6」33
- 3位 ソニー「ILCE-6400Y(α6400)」26
- 4位 フジフイルム「GFX100S」17
- 5位 ソニー「ILCE-7M3(α7 III)」14 - デジタル一眼レフ:1位は変わらずキヤノン「EOS 90D」。2019年9月に発売されたモデルで、本格的な写真表現を求めるハイアマチュアユーザーから高い評価を獲得する。
- 1位 キヤノン「EOS 90D」42
- 2位 ニコン「D780」24
- 3位 キヤノン「EOS Kiss X10i・WZK」20
- 4位 ニコン「D5600WZK」19
- 5位 ニコン「D6」17 - 高級コンパクト(1/1.7インチ以上):「DSC-RX100M7」が2位に順位を上げた。ここ6カ月にわたり3位、3位、3位、3位、4位、2位と安定した人気を見せている。
- 1位 リコー「GRIII」38
- 2位 ソニー「DSC-RX100M7」36
- 3位 ソニー「DSC-RX100M3」32
- 4位 キヤノン「PowerShot G7X MarkII」19
- 5位 フジフイルム「X100V」17 - コンパクト(1/1.7インチ未満):キヤノンのIXYシリーズが前月に続き1位、2位を占めた。実勢価格は1位「IXY200」の1万3,000円前後に対し、2位「IXY650」は1万9,000円前後でその差は約6,000円。
- 1位 キヤノン「IXY 200」36
- 2位 キヤノン「IXY 650」26
- 3位 リコー「WG-70」25
- 4位 ソニー「DSC-W830」20
- 5位 ソニー「DSC-WX350」12 - 交換レンズ(ズーム):タムロンのソニーEマウント対応レンズがベスト3を独占した。6月発売以来、高い人気を見せる「28-200mm F/2.8-5.6 DiIII RXD」が発売以来9カ月連続で売れ筋トップをキープ。2位の「28-75mm F/2.8 DiIII RXD」は発売以来6カ月連続のベスト5入り。
- 1位 タムロン「28-200mm F/2.8-5.6 DiIII RXD」45
- 2位 タムロン「28-75mm F/2.8 DiIII RXD」 27
- 3位 タムロン「17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD」 25
- 4位 シグマ「17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」 19
- 5位 キヤノン「EF70-300mm F4-5.6 IS II USM」 15 - 交換レンズ(単焦点):キヤノン「RFレンズ」が好調だ。昨年12月に発売された「RF50mm F1.8 STM」が初登場以来3カ月連続で1位を獲得。4位には2018年11月発売の広角マクロレンズ「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」がランクインした。
- 1位 キヤノン「RF50mm F1.8 STM」 47
- 2位 キヤノン「EF50mm F1.8 STM」 29
- 3位 フジフイルム「XF35mm F1.4R」23
- 4位 キヤノン「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」 21
- 5位 ソニー「SEL20F18G」 10
ミラーレスではEOS R5 / R6が1位と2位で、先月とはR5とR6の順番が逆になりましたが、キヤノンが引き続き好調を維持しているようです。富士フイルムGFX100Sは、マップとヨドバシでも上位にランクインしていましたが、ここでも好調なスタートですね。
一眼レフはEOS 90Dが高い人気を維持していて、ニコンもD780が売れ筋なので、エントリーよりも中級機が売れ筋のようです。ハイエンドコンパクトは今月も引き続き1位はGRIIIで、このカメラの人気は発売から時間が経っても衰えることを知りませんね。
交換レンズは、ズームはタムロンのEマウントレンズが上位3位を独占で、シグマも4位とサードパーティーが強いですね。
カタスマー
ミラーレスや交換レンズの項を見るに、
随所で語られる「ミラーレス時代はソニーキヤノン富士フイルムが三強」というのが分かりますね
ジェラ
安いとはいえRFへのバトンタッチが進んでいるこの時期にEF50mmがまだ売れ続けているのは凄いですね。
以前にシグマの社長がこの事に触れたのもわかる気が来ます。
おっさん
キヤノンは売れるコツというか製品も大変良いですが、企画から全てハマっているように思えます。
結局はその収益を次に回す。レンズも高価格帯が多い中で、ちょい手が伸びそうなコストパフォーマンスの良いレンズを早々にラインナップに並べる。R5は本当に素晴らしい製品と思います。
乾
EOS R5 / R6ですが凄い勢いで各ランキングで1位、2位に入ってますね。
まさかここまで毎回に上位を独占するとは思いませんでした。
性能を出し惜しみせずにユーザーが納得するものを作れば売れるんですね。
まここ
コロナ禍で多くの人が大変と思われる中、高額機種がチラホラと…。
とはいえ、昔と違いカメラ全体の売り上げは小さく、カメラを買える人々が支えていくのでしょう。
だんだんオーディオ機器の道をたどり始めているような…。
プーアル
高価格のフルサイズミラーレス機は、ある種の到達点に達したと感じています。
あと欲張るとすれば、より高い次元の高感度耐性と人によって更なる連写機能くらいで、もはやスチルカメラとしては完成系に近いです。
上位陣のカメラはまさに今買い時ですね。
PhotoDragon
ニコンD6がランクインしていますが、キャノン1DxⅢがランクインしていないのは、少し不思議です。
キャノンユーザーは、ほぼミラーレスに移行したのでしょうか。