ソニーが、Eマウントの大口径標準単焦点レンズ「FE 50mm F1.2 GM」を正式に発表しました。
・Sony announces new ultra-fast FE 50mm F1.2 GM lens(DPR)
- ソニーがFE 50mm F1.2 GMを発表した。このレンズは数年前に登場したPlanar T* FE50mm F1.4 ZA と同じサイズ、同じ重さで1/2段分明るい。
- レンズ構成は10群14枚で、収差を最小限に抑えながら画面全域で高い解像力を実現する3枚のXA(超高度非球面)レンズを採用している。ナノARIIコーティングはフレアとゴーストの削減に貢献する。
- 超高度非球面レンズは、年輪ボケを抑えるために表面制度が0.01μmに向上しており、ソニーによると前ボケも後ボケも「滑らかで自然なボケ」を実現している。絞り羽根は11枚で絞り込んでも、円形の玉ボケが保証される。
- AFは4個のリニアモーターで駆動され、2つのフローティングフォーカス群によって、短い最短撮影距離が実現されている。
- このレンズは前玉はフッ素コーティングが施され、鏡筒は頑丈な造りで、防塵防滴仕様だ。また、デクリック可能な絞りリングと、カスタマイズ可能な2つのフォーカスホールドボタンを搭載している。
- フォーカスリングは滑らかな動きで十分な重さがあり、リニアな応答は動画撮影者に高く評価されるだろう。
- FE 50mm F1.2 GM の価格は1999ドルで5月中旬から下旬に発売される。
- FE 50mm F1.2 GM の仕様
- 10群14枚、XAレンズ3枚、ナノARIIコーティング
- 最短撮影距離0.4m
- 最大撮影倍率0.17倍
- インナーフォーカス
- 重さ778グラム
- 最大径87mm
- 全長108mm
- 鏡筒はマグネシウム合金
- フィルター径72mm
FE 50mm F1.2 GM はT* FE50mm F1.4 ZAよりも1/2段明るいにもかかわらず、全長と重さが全く変わっていないのは素晴らしいですね。
スペックはリークされていた情報通りで、大口径化されたにもかかわらずF1.4ZAよりも寄れるのは魅力的です。あと、価格に関しては噂されていた価格よりも約200ドル安価な1999ドルで、ニコンやキヤノンの50mm F1.2と比べて安い価格設定となっています。
[追記] 国内でも正式発表されました(プレスリリース)。発売日は4月23日、市場推定価格は28万円前後(税込)となっています。
カタスマー
なかなか魅力的なスペックに仕上がっていますね。ただこの手のハイスペックレンズは実写が全てなところもあります。ボケにもこだわっているようなので、実写レビューや比較レビューが楽しみです。
かずし
2000ドル切りましたか。
これは価格が楽しみです。
某人
思ってたより安いですね。
個人的には85mm f1.2 GMを待とうと思っていますが、早く触ってみたいです。
フォーカスホールドボタンが側面だけではなく上面にも付いてるようですが、Eマウントレンズ初?
ちーちゃん
毎日少しずつ拝見してた情報がほぼ真実で良かったです! 公式の紹介映像を観てたら、AFも期待できそうですし、(数枚での範囲の印象ですが)レンズの特性も面白そうだなぁと感じました。やはり、買うのは間違いなさそうですが、願わくば、日本だけGW前に発売されないかな (笑)。
Marbow
公式のYouTube動画見ましたが、解像、ボケともに素晴らしい!
値段も予想より安く、買いたい欲求高まってます。
push
国内価格が気になりますが、2000ドルを下回ったのはうれしいサプライズですね。最近のソニーは必要十分な性能とサイズ感のバランスの取り方がとても上手になったと思います。
アリ3
多分今までの傾向から20万前半になりそうですね。
SONY外国YouTube 見てきましたがサンプル写真に引き込まれてしまいました。
この50GMがあると確実に腕が上がったように見えるでしょう笑
この後の新レンズ、さらにはα7Ⅳが控えているとなるとどこかで我慢をしなくてはいけませんね
Tsu
1400ドルの35GMがSONYストアで実質18万弱なので25万ちょっとくらいでしょうか。
35GMを購入したので買えませんが・・・
35GMを使ってみるとブリージング以外は不満はありませんでした。
Nikon Zが極端に長いのはシネレンズのようにブリージングを抑えるためではないかな?と思います。
50Zより寄れますが最大倍率も妥当なのでブリージングは50Zと同等かもしれません。
もしそうなら35GM程ではありませんが、SONYはブリージングを犠牲にしてるかもしれないですね。
軸上色収差がどのくらい抑えられているか気になります。
50Zの比較が楽しみのような見たくないような気分です。
タホ
うーん、弱点らしい弱点も無く、GMを冠するに恥じないレンズを出して来ましたね。
当たり前のように見えますが、非常に難しい領域に挑戦したレンズだと思います。SONYの意地のようなものを感じます。
抜けが良いのか、カラッと明るく写る印象です。
はんかち
随分と軽量だなーって思ったら他社の50mmF1.2に比べて随分とレンズ枚数少ないし前玉も小さい構成ですね
Audubon
ニコンの同スペックレンズがあんなに馬鹿でかいのに、よくこの大きさに纏めたなと感心しています。口径食はどうなのでしょうか。サンプルを待ちたいと思います。
とても高度な技術が詰まったレンズのはずなのに、2000ドルを切ったのは大きなサプライズですね。ソニーとしては数が結構出ると踏んでいるのでしょう。
発売が楽しみなレンズですね。
ぱなそにこん
ソニーの現行の50ミリ単焦点は全て、α1の「AF-Cでの30コマ/秒の連写」に対応していないようですが(プラナーはアップデートでいけるのかな?)、このレンズは対応でしょうね。ラインナップが充実していきますね。
α野郎
フードは花形が良かったですが欲しいですね。50mm F1.4の改良版もでるのか気になるところ。
花秋翠
他と比べて安くとも年金生活者にはかなりのお値段
小さく軽いのはSONYの好いところですが、ズームと違い便利さよりも実際の写りを見てみたいですね!!
シグマの旧35mmをLA-EA5を介しての人物クロップモード撮影でも満足できる自分、おまけに風景屋ですがそんな私でも気になるレンズです。
風景でも使えるのではと考え始めると...危ないレンズです。(笑)
TTJ
SEL50F14Zより軽いという噂でしたが同じ重さなんですね。
それでも凄いですが!
同じ重さなら、SEL50F14Zを入れ替えたいという欲求は、しばらくは抑えられそうです。
いかちゃん
小型軽量でいいですね!
レンズ構成はZ50/1.8に近いです
たくどん
開発者インタビューがありました。
https://www.sony.jp/ichigan/a-universe/news/547/