Business Journal に、カメラ業界の現状とニコンの経営に関する記事が掲載されています。
- 調査会社のテクノ・システム・リサーチによると、20年1~9月のミラーレス市場はソニーが35%のシェアを占めて首位。キヤノン(30%)は2位。一眼レフ2位のニコンは7.5%で富士フイルム(12%)やオリンパス(8%)の後塵を拝している。「オリンパスに続いて、ニコンもカメラから撤退するのではないか」(関係者)との観測が浮上したのは、ニコンの苦しさのうつし絵だ。
- ニコンの2021年3月期の連結決算の予想は、売上高にあたる売上収益が前期比24%減の4500億円、営業損益が650億円の赤字(前期は67億円の黒字)、最終損益が420億円の赤字(同76億円の黒字)と、過去最悪になるとしている。21年3月期の映像事業の営業損益は400億円の赤字の見込み。全社の営業赤字の6割を映像事業が占める。
- カメラの販売台数は、レンズ交換式デジタルカメラが前期比47%減の85万台、交換レンズも47%減の140万台、コンパクトデジタルカメラにいたっては70%減の25万台とほぼ壊滅状態だ。
- 稼ぎ頭だったカメラ事業の低迷が業績悪化の最大の要因だが、それだけではない。カメラに替わって大黒柱となった半導体液晶装置、液晶パネル装置の精機事業の21年3月期の売上収益は前期比22%減の1900億円、営業利益は92%減の40億円を計画している。営業黒字は確保したが、カメラ事業の不振を補ってきた半導体製造装置の業績が減速したのが痛い。
- かつてニコンは半導体製造装置の世界シェアで首位だった。その頃の勢いはすでに消えた。半導体製造装置の主要顧客の米インテルの不振が原因である。ニコンが販売する半導体製造装置の7~9割がインテル向けとみられている。不振の半導体製造装置がデジタルカメラを支えることが難しくなったことが、ダブルパンチとなった。
- ニコンは昨年11月、構造改革案を発表した。グループ全体の1割にあたる2000人の人員の削減に乗り出す。カメラは国内生産を止めてタイに集約。国内生産は交換レンズに特化する。
昨年1月から9月のミラーレス機のシェアでは、ニコンは7.5%で、ソニー・キヤノン・富士フイルム・オリンパスに続く第5位と厳しい数字になっていますが、Z6IIが11月、Z7IIが12月の発売でほとんど集計の対象になっていないので、10~12月を含めた集計ならもう少し良い数字が出るかもしれませんね。
ニコンの決算も通期の予想で見ると厳しい数字ですが、第3四半期(10~12月)だけで見ると、映像事業は「構造改革の一時費用を除けば実質黒字」と述べられているので、良くなっていきそうな兆しは見られるようです。
かめらびと
ニコンは半導体もインテルが大きな顧客でそれのみに依存する一本足打法で、そのインテルがエヌヴィアに抜かれ不振なので状況はカメラではなく会社そのものだと思います。新たな顧客を見つけるかしないと改善は厳しいのでは…。
プラスマン
ニコンはせめて3位に居てもらいたい。Zレンズを増やして、Z8/Z9で挽回しよう。
ぺんたん
ニコンは映像事業に関してはほとんど問題はないと思います。
むしろ問題なのは他の事業が売上と支出がトントンという状態なので、
カメラの利益が会社の利益になっているという経営状態かと思います。
当然カメラが赤字になれば会社が赤字になります。
露光装置はASML一人勝ちのような状況なので、それ以外の事業が頑張って欲しいですね。
カメラがかつてのように売れる市場になることははもう2度とないでしょうから。
ヘリコイド
半導体関連では、たまたまニコンのどの取引先もシェアを落としてしまった。一眼レフユーザーから本腰を引き上げられ難いニコンとして、ミラーレスで先駆的にシェアを取れないつらさもあった。これにコロナ不況が被ってしまった。ニコンは今が業績の底ではあるまいか。
A toZ
半導体露光装置もミラーレスカメラも経営判断のミスだと思いますが、結果苦しくなるとリストラで従業員がかわいそうです。
デイリー
良い物を作ってるとは思うんですが
新しいマウントでユーザーを縛る以上は会社経営が安定してないと手出しにくいですよね
甘党
ニコン、厳しい状況が続きますね。
20年1~9月のシェアにおいて、好調なZ6IIやZ7IIの売上げが含まれておりませんが、他社も同様に、ソニーのα7SIIIやα7C、フジのX-S10等のヒットモデルが含まれていないので何とも言えないですね。
潔くレフ機開発を見放してミラーレス機開発に全力投入したキヤノン、レフ機もミラーレスも同時並行開発を進めるニコン、個人的にはこの辺りにキヤノンに差をつけられた原因があるように思います。
せめてペンタックスのように、事業を縮小してでもブランドは生き残り続けて欲しいですね。
コバ
いつの間にか富士フイルムがしれっと三位の座についてたんですね
ニコンかオリンパスかなと思っていましたが、ソニーの裏で富士もジワジワ勢力拡大していた
YJ
NikonもZeissやLeicaみたいにスマホでブランド使ってくれるところがあるといいんですけど。ブランド使用料だけでなく、どうせならレンズも。
Nikonのレンズはとてもいいと思うんですが。
A7R3
インテルCPUのライバルはAMDなので、GPUのNVIDIAは比較対象として不適当な元記事ですね。NVIDIAのせいでインテルが不振になったわけではありません。
インテルは石橋を叩いて渡る企業風土なので、時代遅れなプロセスルールのニコンの半導体製造装置でも今までは出番がありました。
以前業務で少しかかわったニコンの営業の方から、昨夏以降営業のMailの頻度が明らかに多くなりました。
会社の苦しい環境がうかがえて何とも言えない気持ちになります。
まあくん
ニコンはフルサイズ中心で高額カメラばかりだから、シェアは少なくて当然ですよね。カメラ販売店の方に聞いても、フルサイズは台数はそれほど出ないので、日々売れるのは、APS-Cや4/3が中心だと言われていましたし。ソニーやキャノンやフジも台数は10万円以下の機種で稼いでいると思います。ニコンはZ30が出るこれからです。Z30がいい感じで出るといいのですが。
それから、オーディオの例で見ると、他分野で稼いでいる経営のいい企業がカメラ事業を続けるとばかりは限りません。他で稼げる大企業は、市場が縮小し採算が悪化すると事業そのものから撤退や大幅縮小をすることが多いので。
ニコンはカメラ事業の比率が高いので、何とか乗り切れれば、ライカのような感じで、カメラ事業をきちんと続けてくれる最有力候補のように思います。
できれば、もう少し経営が良くなるといいのですが。ニコンのカメラは、フィルムカメラの頃から玄人好みであこがれるような機能的デザインだったと思うので、Zシリーズのデザインも今の時代に合わせた格好いいものにしていって欲しいです。
(`・ω・´)
パナソニックのシェアは記載されてないけどS5は売れてますけどニコンよりも下ですか
ニコンもだけどパナソニックも売れる機種出さないと今後も厳しそうですね
Toshi
CP+ 前後に新製品の発表があると思っていたのですが、ファームウェアのバージョンアップくらいで少しさびしい限りです。
本当に今年中に 8 本の z レンズが出るんですかね、、
Npgt
Zシリーズは、おそらくハードウェアとしては非常に良いのだと思いますが、ボディデザインに全く魅力がないと感じます。
単に記録という意味での写真としてはスマートフォンで事足りてしまう今、カメラには性能や機能以前にモノとしての魅力があるべきと思っています。
ボディデザインに魅力がないことも、ミラーレスでのシェアの低さに関係しているのではないでしょうか?
NK
ニコン、三菱グループですよね。
重工も自動車もそうだけど、何か本質的な問題がありそうですね。
ニコンはカメラ以外にも儲かる、将来性のある事業が無いですよね。
そこが最も深刻な問題。何してきたのか!って。
半導体露光機も振り落された。
自前主義に問題があったとかの論もありますが。
キヤノンも負けたし、ナノインプリントも実用化されない。。
日本企業や日本人の技術力や質が落ちているのでしょうね。
大きな話になるけど、人から作り直しの時代かも知れません。
ゆとり教育、理系人材の悪待遇・・・政治の問題かな。
しろ
我々カメクラの視点と株主の視点は全く違いますからねえ、どうなっちゃうんでしょうか。経営は数字が全てですから。スリーダイヤモンドの威光も弱まり、現に自動車は他グループ資本を受け入れましたからね。
カメラ関連は、製品ノウハウを存続させる動機のあるホワイトナイトが登場すれば良いのですが。現実的には中国資本かな。
ソニーが映像関連についてはワークフローシステムとして展開し、さらにエンターテイメント分野の中でも複合的にシナジー効果を上げている中、カメラ単体で勝負するのであれば、キャノンのシェアを食っていくしかないんですよね。そうなると、いっそキャノンと一緒になった方が。。。
えび天
個人的にはデザインよりも「こだわり」が感じられないところがマイナスポイントだと思ってます。
SONYは小型化と最先端技術ですし、富士は独自の世界観ですし
キヤノンはこだわりとまでは感じませんが、最近のアグレッシブさと従来からの脱却的なレンズなどは気になってしまう存在です。
ニコンはそんなのが感じられないんですよね、時代だからミラーレスを作ったぐらいにしか見えない。
ニコンの生き残る道としてライカ的なポジションを目指すべき、というコメントを多く見ましたが
正直そんなポジションにはなれないと感じます、それは富士の方が遥かに向いてるでしょう。
ken2
ニコン1の失敗があって二の足を踏み、様子見が長すぎたのがいけませんでしたか、完全に出遅れてしまいました。おまけに初期のレンズのラインナップもまずかったように思います。てっとり早く様々な分野をカバーできる広角から望遠までのズームライン(いわゆる大三元だけでも)を出だしで構築していれば、スムースな移行を促せたかもしれません。しかし、新マウントの優位性を示そうという技術者寄りの思惑が優先して、広角寄りの単焦点等にこだわったために、特に他社からの乗り換えを誘引できなかったのも大きいかなと思います。
いまさら言っても後の祭りですが、まだ巻き返せると首脳陣は言っていますので、そこに期待をしたいと思います。Z8や9を待て、では遅いのではないかと危惧します。
kr
一時は三強時代が来ると言われていましたが、
ただでさえ少ないパイをスペック競争で奪い合った結果そうならなかったという感じでしょうか。
その点で富士フィルムやオリンパスが独自路線を貫いたのは正解だったようですね。
オリンパスは事業譲渡しても数字を維持したのは代わりになる製品が無かったが故でしょう。
フルサイズミラーレス同士は将来性を疑い出せば乗り換えの流れになるのは容易に想像できます。
カタスマー
成功しているソニーキヤノン富士フイルムの3社は、超高価で超ハイスペックな機種(α9,α1,R5,R6,GFX100等)と比較的安価でお手軽な機種(各社エントリー〜ミドル機)のラインナップが充実していますよね。前者はブランドイメージに、後者は実売(シェア)に影響していると思います。
今のニコンミラーレスは、正直どちらも欠けていると思います。一眼レフではどちらも充実しているので、ミラーレスで出来ないということはないかと。頑張って欲しいです。
SoA
構造改革も進めているようですし、コロナ禍一過の反発需要を捉えられる新製品を楽しみにしています。自分にとってもその時期がマウント選びの分水嶺です。
涼子
オリンパスはE-M10系を投げ売りしまくってのこのシェア止まりはかなりマズいようにも思いますが、そう考えるとニコンのほうがまだマシなのでは?
ただ今さら言うのもあれですがニコンはミラーレスはLマウント同盟に加入したほうがよかったように思います。
ニコンは一眼レフは専売特許ですがそれ以外はイマイチな印象で、キヤノンがミラーレスに注力しだしたからこそ一眼レフを大事にすべきだとも思います。
Fマウントシステムを大事にしつつミラーレスはLマウントで他社と補い合ってだったら、自社だけで新ミラーレスシステムを一からフルラインナップする必要もなく、ソニー/キヤノンと戦うのも楽になったように思います。
コモ
ニコンは依存体質なのだと思います。
結果論かもしれませんが
半導体はインテルに依存し、カメラは岩盤層に依存してしまった。
岩盤層と言うと響きは良いですが、私の中では「岩盤層=良いものを長く使う」というイメージがあり、つまり買い替えを頻繁にはしないと思うのです。全員が、とは言いませんけどね。
「FマウントはD6で最後にする」
くらいの宣言は必要だったのかも。
Zシリーズ、良くできているなとは思いますが、心が揺らぐほどの「オーラ」が感じられません。
ジェラ
リストラ、工場閉鎖、拠点集約など、経費削減策としてやれる事はやった状態なんでここからなんでしょうね。
逆に言えばそれでもダメならいよいよ危ないと言った事になります。
個人的にはもうニコンはシェアを追うやり方は難しいと思う。
つまりフルラインナップを止める時期が来ている。
この先それがやれるのはソニーと、後は出来てキヤノンくらいでしょう。
ニコンはよく言えばユーザー思いだけど、悪く言えば八方美人なところがあるのでそれも若干足枷になっている気がします。
フルサイズミラーレスに注力します、フラッグシップもエントリーもやっていきます、APS-Cもやります、レンズも両方揃えていきます、もちろん一眼レフも止めません、レンズも更新します、みたいな取り敢えず否定はしませんよね。
今後は選択と集中がより大切になってくると思うのでユーザーを待たせるより方向性を定めてあげると言うのも大切になって来るような気がします。
ニコンならではは必ずあると思いますから。
TTJ
昨今のニコンの状況は、デジタル一眼で業界3位から衰退していった、かつてのペンタックスを彷彿とさせます。
商品は良いものを出していると思うので、ニコンには頑張ってもらいたいところです。
muku
Zシリーズは使ってみれば完成度は高いのですが
Nikon 1やKeyMissionでの冒険が空回りした反動なのか
デザインやスペックが無難に纏まり過ぎていて
レフ機から買い替えるほどの魅力を感じない所が弱点かと
路傍のカメラ好き
今が底、ここから挽回、ってコメントや論調を、この数ヶ月それなりの頻度で見る気がします。でも、下げ止めにするための新製品を早く示さないと底抜けに落ちていきそうで。
引用元記事の影響か、Twitterで「#頑張れNikon」なんてタグがトレンドに入ってて、どうにも物悲しさを覚えてしまいます。
他社民としては仮にV字回復されたとしたら悔しいし辛いですが、凋落を見るのはそれ以上に辛いものです……
トヨヒデ
ニコンも心配ですが、Lマウント陣営がまったくシェアに食い込めていないですね。もしかしたらライカ、シグマ、パナソニックの3社を合わせても5%にも届かないのでは。Lマウントもシグマ、パナソニックが撤退して、結局ライカだけが残ったりして…。
ちばちば
そもそも、ミラーレスのみのシェアを議論する必要があるのでしょうか。
光学ファインダーを備えた一眼レフ、それから望遠系のコンデジも一定数残るでしょう。プロ機は当面一眼レフが、APS-C一眼レフもまだ売れています。
他社もかつて一眼レフも作っていましたが、今はその技術を持たないゆえ、「ミラーレス市場では....シェア○位」という宣伝をします。
しかし、実際にはカメラ市場全体で見るべきでしょう。
ニコンもキヤノンも一眼レフを止める必要などありません。
ポン
日頃Youtubeでカメラ関連の様々なレビュー動画を観ていますが、ZIIシリーズの発売以降、中古の初代機がお手頃価格になってコスパが良くなったという話する人を散見します
実際、状態の良い物でもZ7は18~20万くらい、Z6は11~12万くらいで購入ができてしまいます
中古が売れてもニコンは1円利益にもならないので、かえって苦境に陥ってしまうのではと危惧しています
今まさに戦略の練り直しを図っている最中だと思いたいですが、1日も早い訴求力の高いボディの登場が急務ではないでしょうか
D810ユーザー
NikonユーザーでNikonが好きですが、正直な所、Nikonである必要は無いと思っています。
フルサイズでしたら、Canon、SONY、Nikonのどれでもいいです。
コニカミノルタの実例があるので、マウントアダプタでFマウントレンズを救済しつつ、(α99Ⅱのような)Fマウント最終型を出してくれそうなSONYに買収して貰えると嬉しいですね。
最近のNikonはレンズカタログを薄くしたり、WR-10やMC-36のようなリモコンを切らしたり、サポートの質を下げたり、基礎をなおざりにし過ぎです。
今年は新品のレンズを数本買い、いよいよ次はZ6Ⅱ購入と言うところでしたが、ちょっと躊躇ってしまいますね。
M.T.H.
ニコンの問題は全て経営首脳陣の問題だと思っております。
旗振り役がもっと先を見て、本質を掴んでいかないと衰退するのみです。
どうも後手後手な上に良い選択がここ数年は特に出来ていないように見受けられます。
頑張って欲しいです、ニコン。
シュワシュワ
要因は多々あるでしょうが、カメラ事業に限って言えば本当に今年がギリギリの正念場かと思います。
ホントは去年のうちに反撃の狼煙を上げて欲しかったところですが、これまでの状況から多くを学んだでしょうから巻き返しを期待しましょう。
頑張れニコン。
レインボー
「岩盤層」なんてものが本当に存在するのかと、よく疑問に感じています。
プロにとってのゴールは良い写真を効率よく撮ることですから、
ニコンよりふさわしいツールがあるなら遠慮なく乗り換えます。
そして今、ニコンより優れたプロ用ツールはたくさん存在しています。
一方、カメラとレンズに3ケタ万円もかけるハイアマは
莫大な投資が無駄になることを恐れ、将来性の怪しいZシリーズにはおいそれと手を出せません。
よく「ニコンがんばれ」という書き込みを見ますが、
多くの人は心情面だけの応援で、実際にお金を払ってニコンを支えている人は少ないのではないでしょうか。
結局はプロもハイアマも、一眼にリソースを割いて中途半端なミラーレスを出すニコンから心が離れているのてす。
岩盤層と思われているものは、実は蜃気楼なのではないですかね。
こうなったら、ニコンはむしろミラーレスから撤退して一眼専業になってはいかがでしょう。
経営規模は今の何十分の1になってしまうでしょうが、
その方が企業の延命にはつながるかもしれません。
poppo
ミラーレス フルサイズにかぎると、2強のソニーとキヤノンで、十分に機種展開されきており、もう少しで整うことでしょう。 シェア的には、ニコンがこの2社と似たり寄ったりの機能や性能に着目した製品を出したところで、すでに追いつく時期を逸した気がします。
また、昔のニコン製品には所有する喜びや羨望がありました。ニコンらしさとは何か?
今のZシリーズは、見た目から家電のようで、らしさを感じ取れません。立ち返ってほしいと思います。そんな製品ができたときシェアもアップしてくるのではないでしょうか。
まあくん
プロやマニアの方はともかく、普通のカメラファンは、カメラを買うのは5年に一度くらいなので、なかなか買い支えられません。今年はNIKON1J5の修理でニコンにお金を払いました。時々、10年以上前のD50で写真を撮っても昼間ならこれで十分だなと思うときもあります。
今年はZ30が出たら購入して、少しずつフルサイズ兼用の薄型単焦点や便利ズームを買い足していこうかと思っています。そして、ある程度レンズが揃った段階で、フルサイズを購入しようかと考えています。あまり高いレンズは中古にするかもしれないし、フルサイズもコンパクトな機種が出なかったら、使用頻度が下がるので中古のものを買うかもしれません。一眼レフもレンズが10本近くあるので、使い続けようかと思っています。岩盤層はいないかもしれないけど、ニコンファンはいるのではないでしょうか。
開発投資はミラーレスに集中するべきだと思いますが、そこで得た技術を後から一眼レフに移植するのは細々と続けてもいいと思います。これからもっとカメラの販売台数が減ったときに、意外とロングテール効果で下支えになるかもしれません。
しばらくフルサイズミラーレス乗り換えブームでしたが、そろそろ一段落すると思うので、少し先はまた違った風向きになるかもしれません。個人的には、今年一番伸ばすのは、FUJIFILMのAPS-Cではないかと思っています。
deep
NVIDIAとAMDはインテルのライバルのTSMCに外注しているので、不当な記事ではないです。余談ですがインテルがTSMCに一部外注の話もあります。
と言っても、インテルも挽回に必死なので、ニコンも腐らずに頑張ってください。
後、ニコンは販売価格をもっと安くしないとだめでしょう。
もちろん、高級路線ではなく、軽量コンパクトなレンズとタイ製ボディです。
製造段階でのコスト削減などで頑張ってください。
noppo
ニコンはミラーレスと共に一眼レフも継続すべし、との声も聞かれますが、会社の体力以前の話として、二つのシステムを維持した状態で儲けが出るほどの需要があるのか?という問題があると思います。
お客さんが減る一方なのだから、業界トレンドのミラーレスに的を絞るしかないのでは。
to
各社が製品単価を上げている今ニコンも例外ではありません。そのため一度選んだマウントは変更しづらく、市場の伸びしろも無いためニコンの年単位の遅れはかなり深刻だと思います。○○さえ出れば…に市場は付き合って待ってはくれません。
さらに価格帯の高さは比較して安価だったデジタル一眼レフを楽しんでいた岩盤層の移行にも障壁となるでしょう。ニコンが口で言うほど本気で岩盤層をあてにしているかは不明ですが。ソニーやキヤノンと同じ全方位だと体力負けをするので、事業縮小してでも特定分野に絞った製品作りをした方が良いように思えます。
jj
先日、ニコンサービスセンターにフィルムカメラを点検パックで出しました。
こんなありがたいサービスをしてくれるのは今やニコンだけです。
いろんな意味でニコンには踏ん張って欲しいです。
ここまで業績を落としてしまっているのは経営陣の原因が大きいように思います。
にこちん
Nikonのミラーレスのシェアが低いのは、Nikon 1の失敗とZシリーズが他社と比べて「売り」になるような部分が無いからじゃないですか。
Canonは(今後はともかく)EOS MシリーズがあってKISS Mが売れてますし、フルサイズに関しては、EOS R5/R6でSONYと比べられるレベル、一部の機能(動物認識AF、手振れ補正等)においては超えてくるものを出してきたので、そこが評価されてユーザーが増えてるのではないでしょうか。
CanonはNo. 1カメラメーカーだし、そうあり続けるために性能を上げて他社に負けないという必死さを感じるけど、Nikonにはそれを感じない。
分かる人に分かればいいカメラ、使ってもらえば良さが分かるカメラ、そんなカメラになってるんじゃないですかね。
それでは売れないでしょ。
さっくーん
フルサイズは高すぎて手が出ないけど、本格的なAPS-Cなら直ぐにでも買いたいです。
Z50は持ってますが、物足りなすぎます。
APS-C市場、各社ともポッカリ空いている様な気が…
ぽむ
NHKに「瀬戸際のONKYO」という記事が掲載されていましたが、あれは今のニコンの未来に思えます。
一眼レフ時代の栄光に固執せず、事業規模に合わせてスリム化を急ぐべきではないでしょうか。
ONKYOは「いい商品を作ればいつかは客はわかってくれる」「商品ラインナップは維持する」とやっていった結果、市場の縮小に押され開発費もペイできず、もはや上場廃止寸前です。
ニコンも企業体力と市場の状況に見合わず「Zの良さは分かってもらえる」「一眼レフもミラーレスもやる」「エントリーもミドルもフラグシップもやる」という道を今後も選ぶなら、行き着く先は同じです。
まあくん
オンキョーは、PCが流行っているときに小さなPCメーカーを買ったり、積極的に動いたメーカーなので、少し路線が違うと思います。ニコンはいい画質のカメラを追求して、こつこつ頑張る感じなので、DENONだと思います。DENONは今でも、きちんといい音響機器を出しているし、上手に生き残っていますよ。下手に動くよりは、こつこつと市場規模に合わせて生き残る方法もあると思います。何度も投稿すみません。
X3
ライカ社の従業員数と比べて社員数が10倍ほどなので、今のままでは会社の規模が大きすぎてハイブランドにはなれません。
EUV露光装置はツァイスにシェアをごっそり持っていかれて競争を降りているので、いよいよ深刻ですね。あるいはレンズメーカーになることぐらいしか。
kmyn
ニコンの平均年齢、44.2歳。
まだまだ、頑張ってほしい!
でも一眼レフはもうやめた方がいいと思います。
きっとD850の小改良程度になると思うので…
SH
・DENONは投資ファンドに買収されています。
一応生き残ってはいますが・・・
・ニコン苦境の記事では必ず「ライカになれば良い」とのコメントをみますが、X3さんが言われている通り、規模が全く違いますね。
ライカはこれまでの歴史があって今のライカがあるのであって、レクサス(トヨタ)がメルセデスに、セイコーがロレックスにはならないのと同じだと思います。
・ニコンにはこれまでも今もお世話になっているので、この先もあり続けてほしいです。今行える効果的なことは、Zのデザインを変える?ではないかと思うのですが・・・
A7R3
デザインに関して注文が多いようですね。
私も最初のZ6,7発表時に残念な気持ちになりました。
マウント面から本体への、傾斜状の擦り付けデザインが受け付けません。
このデザインの傾向は90年代以降、ニコンの廉価なアクセサリに見られましたが、
高級機も同じような傾向になってしまって残念です。
X3
たしかに企業規模の問題はありますが、ニコンはライカのようになればいいのに、と思っているユーザーは多いと思いますよ。
そういう方々はメカとしてのカメラが格好良くて好きなので、F、F2、F3のような一桁機を復刻したFマウントのデジタル一眼レフが登場したら歓迎されるのではないですかね。併せてNoct Nikkorを復刻したら...。
ライカM10のような行き方を羨ましく思っている「岩盤層」は一定いると見ています。
自由な発想ができない頭の硬い経営首脳陣、社風であれば...ライカも経験した資本の入れ替えをしてリセットするのもユーザーのためかなと考えてしまいます。