ニコンは来期全部門の黒字化が必達目標

日経新聞に、ニコンCFOのインタビューが掲載されています。

ニコン徳成CFO「全4部門の黒字化 必達目標」

  • 今期に費用を一括計上したため、来期以降は減価償却負担も減る。今期は4部門のうち精機事業を除く3部門が営業赤字になる見込みだが、来期はすべて黒字化を必達目標としている。
  • 消費者の購買意欲は強い。新投入したフルサイズミラーレス『Z6Ⅱ』など高級機が好調だ。22年3月期も新型機に加え、ミラーレス用レンズでも現在の18本から30本に増やす。広告宣伝費や研究開発費は、プロや趣味層向けに集中してライバルに遜色ないレベルを維持する。
  • 映像事業ではコスト改革も進めている。来期に取り組みが完了すれば部門売上高が(今期見通し並みの)1500億円以下でも安定的に利益を稼ぐ体制となる。

 

ニコンは、来期(今年の4月から来年の3月まで)はカメラ事業を含むで全事業の黒字化が必達目標ということですが、この目標を達成して、ユーザーの不安の払拭して欲しいところです。

Zマウントレンズに関しては、来期には18本から30本の増やすと述べられているので、4月からの1年に12本のレンズが登場することになり、速いペースでのリリースが期待できそうですね。