タムロンがEマウントのフルサイズ用の超望遠ズーム「150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Model A057)」とAPS-C用の広角ズーム「11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060)」を正式に発表しています。
・「150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD」2021年6月10日より発売
- 株式会社タムロンは、フルサイズミラーレス一眼カメラ対応のソニーEマウント用超望遠ズームレンズ、「150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Model A057)」を2021年6月10日に発売する。希望小売価格は税込み18万7000円。
- 長さ209.6mm、最大径φ93mmという、フルサイズ対応の500mmクラス超望遠ズームとして驚異的な小型化を達成。望遠側500mmに伸ばした場合でも長さ約283mmに抑えた。
- リニアモーターフォーカス機構VXDを採用。非常に高速かつ高精度に動作するとともに、高い応答性能を確保。
- 鏡筒の径小化を図りながら手ブレ補正機構VCを搭載しています。優れた手ブレの補正効果を発揮し、手ブレによる像の不鮮明化を効率よく軽減することができる。
- 最短撮影距離は、広角側150mmで0.6m、望遠側500mmで1.8mと、超望遠レンズとして優れた近接撮影能力を発揮します。特に150mmの最大撮影倍率は1:3.1と並外れて高い。
・「11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060)」2021年6月24日より発売
- 株式会社タムロン は、APS-Cサイズミラーレス一眼カメラ対応のソニーEマウント用大口径超広角ズームレンズ、「11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060)」を2021年6月24日に発売する。希望小売価格は税込み10万2300円。
- ズーム全域で開放F2.8の明るさを維持した本格的な超広角ズームでありながら、長さ86.2mm、質量335gと、大口径F2.8超広角ズームとして驚きの小型軽量を実現。静止画撮影だけでなく、小型三脚やジンバルを使用した動画撮影でも快適に利用できる。
- レンズ構成は10群12枚。2枚のGMレンズをバランスよく配置し、中心から周辺に及ぶ画面の全域において高い解像性能を維持。また、特殊硝材XLDレンズ1枚、LDレンズ2枚を採用することで、諸収差が良好に補正されたクリアな画質を実現。
- 広角側において従来の超広角ズームレンズの近接撮影能力を大幅に上回る最短撮影距離 (広角端11mm:0.15m、望遠端20mm:0.24m)を実現。
タムロンから登場した2本の交換レンズは、いずれもソニー純正とかぶらないスペックで、上手くEマウントのラインナップの隙間を突いてきたという印象です。
150-500mm F/5-6.7はスペックの割りに非常に小さく、100-400mmクラスのズームとそれほど変わらない感覚で使えそうですね。11-20mm F/2.8は純正にはないAPS-C用の明るい広角ズームで、APS-Cユーザーには非常に魅力的な1本になりそうです。どちらのレンズも寄れるのがポイントが高いですね。
鳥撮りおやじ
150-500はテレコンが使えるのかなあ?
鳥撮影では暗くなるけど、日の出後なら十分使える。
さよひな
500mm、15万円以下でこのMTF見る限りは凄まじいな
Eマウントはサードパーティーだと正規にはテレコン作れないのが悔やまれる
だいすけ
500mmあってこの完成度はすごいのかもしれないけど、それなりに重いし太いなぁ!
こうなってくるとSIGMA100-400が小型軽量でコスパ高いのがより実感できます。
量販店もすぐ予約販売したけど、もう少し先行レビュー見たいですね。
ken2
150-500、MTFを見るかぎりでは、お値段を裏切る高性能ですね。これが真の実力であれば、うらやましいですねぇ。とても小型ですし、Zマウント用も出して欲しいくらいです。
涼子
150-500のMTFは一瞬目を疑いました。
このズームレンジでこのサイズ感でこの性能でこの価格だったらとても魅力的です。
11-20は17-70と合わせてAPS-CのF2.8通しズームが揃ってきましたね。
こうなると50-135くらいのF2.8望遠も早くも期待したいですね。
蒼葉
11-20は非常に良さそうなので, ニコンZマウントに是非対応して頂きたいです.
Oort
比べるところが違いますが、RF100-500mmよりMTFが明らかに良いですね。
大きさ、重さがどうかなと思っていましたが、この性能なら良いですね。
ポロ&ダハ
TAMRONが蛍石の特性に匹敵するExtra Low Dispersion硝子を採用するのは、SP 70-200mm F/2.8 G2 (Model A025)、70-180mm F/2.8 Di III VXD、SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A030)辺りからですかね。
SIGMAは同レベルのFLD硝子を廉価なレンズにも多用していましたから、多少コストは上がってもTAMRONも採用せざるを得なくなったのかもしれないですね。
TAMRONの場合、SONYとの関係も昔からありますから、α1だと動体の合焦率や連写速度が落ちるといった、サードパーティー製レンズにはありがちなボトルネックがあるのか興味があります。