ソニーの2020年度は増収増益だがデジタルカメラは減収

ソニーが、2020年度(2021年3月期)の連結決算を発表しています。

ソニー、純利益1兆円超え。PS5や鬼滅の刃も寄与(PHILE WEB)

  • ソニーは、2020年度の連結業績を発表。ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)分野及び金融分野の大幅な増収などによって、前年度比5,896億円増となる、1兆1,718億円の純利益を計上した。売上高は前年度比7,395億円(9%)増加し、8兆9,994億円になった。
  • テレビやオーディオ、デジタルカメラなどを含むEP&S分野の売上高は、前年度比705億円(4%)減少し、1兆9,207億円となった。製品ミックスの改善によるテレビの増収はあったものの、主に販売台数の減少によってデジタルカメラが減収となったほか、放送用・業務用機器、オーディオ・ビデオも減収となった。

sony_20210428_EPandS_001.jpg2020年度はソニーグループ全体では増収増益で、コロナ禍の中にあって大健闘と言っていいと思いますが、デジタルカメラは、通期では流石に減収となってしまったようですね。とは言え、デジタルカメラも2020年度の後半からは持ち直して来ており、2021年度の見通しも「販売台数増加によるデジタルカメラの増収」となっているので、先行きの見通しは明るそうです。