2021年3月のミラーレスカメラの販売台数シェアで2位キヤノンが首位ソニーに迫る

BCN+Rに、2021年3月のミラーレスカメラのメーカー別シェアと機種別シェアに関する記事が掲載されています。

約半年ぶりの前年比超え、ミラーレス一眼の最新販売動向

  • 「BCNランキング」によると、2021年3月のミラーレス一眼デジタルカメラの販売台数は前年同月比116.5%で、前月の73.0%から大幅に回復した
  • メーカー別の販売台数シェアの順位は、前月と変わっていないが、2位のキヤノンがシェアを引き上げて首位のソニーに迫っている。2月に3位に躍り出た富士フイルムは引き続き好調で、20%前後のシェアで推移している。

bcn_202003-202103_share_001.jpg

  • シリーズ別の販売台数シェアランキングでは、ソニーの「α6400」が首位をキープ。キヤノンは「EOS Kiss M2」が前月の4位から3位に順位を上げた。

bcn_202003-202103_share_002.jpg昨年の3月はコロナ禍の影響で急激に販売が落ち込んだ時期なので、前年同月比で116.5%と言っても、それほど安心できる状況とは言えないかもしれませんね。

メーカー別の販売台数シェアは、先月と同じような傾向ですが、1位ソニーと2位キヤノンの差が少し狭まってきているようです。3位の富士フイルムは引き続き好調を維持していますが、OMDSは昨年の夏以降ずっと右肩下がりなのが少々気になるところです。

機種別の販売台数シェアではα6400が相変わらず強いですが、キヤノンもKiss Mの初代と2代目を合わせると、初代Kiss Mの全盛期と同じくらい売れていますね。また、富士フイルムは、エントリーのX-A5からコアなファン向けのX-E4まで万遍なく売れているようです。