CIPAが、2021年3月分のデジタルカメラと交換レンズの生産出荷実績表とグラフを公開しています。
2021年3月のデジカメの出荷台数は前年同月比で138.9%(金額ベースで212.6%)と、台数ベースでは前年同月の約4割増し、金額ベースでは2倍を超えていて、昨年の3月が新型コロナの影響が深刻になり始めた時期であることを考えてもよい数値という印象です。
カメラのうち、レンズ一体型は前年同月比で89.4%(金額ベースで121.3%)と、台数ベースでは前年を割っていますが、金額ベースでは前年をかなり上回っています。
レンズ交換式は前年同月比で196.5%(金額ベースで243.2%)で、前年とは比較にならないくらい良く売れているようですね。
レンズ交換式のうち一眼レフは前年同月比で185.2%(金額ベースで156.8%)、ミラーレスは205.3%(金額ベースで285.5%)、いずれも前年に比べるとかなり良く売れているようですが、製品単価はミラーレスの方がずっと高いようです。
J7W1
金額ベースで去年の3倍!? ミラーレス爆売れですね~
アマチュアの民
VlogやYouTubeが良い作用をしてるのかな?
それとも各社ミラーレスが重点的になってて
一眼レフから乗り換えを決心したことの影響かな?
台数ベースが金額ベースを上回るぐらいにエントリーモデルが売れてほしいですね。カメラ人口が増えて、かつての私のように気付けばそこから沼にハマってしまう‥笑
Far
去年との比較ってどの程度の意味があるのでしょうか?
少なくとも業界挙って大喜びって数字では無いような気がします。
ミケネコ
最近のカメラの単価の上がり方はちょっと異常ですよね。
プロとマニアだけの市場になってしまったというか。。。
ミノル
前年比較はあてにならないと思ってましたが緊急事態宣言が長引けば同じような状況になるのであてになってしまいますね。
よく行く専門店で聞いた話では前年比は2倍近く、2年前と比べると90%位とのこと。
ポロ&ダハ
去年の3月はレンズ交換式カメラの総出荷数は276,356台(金額では約136億円)だったのが、今年は542,940台に増え、一眼レフが224,640台に対しミラーレスは318,300台、金額ベースでは一眼レフが約84億円に対しミラーレスは約312億円という事ですから、ミラーレスが更に一眼レフとの差を広げいることになりますね。
更に気になるのが平均単価で、一眼レフが44.150円から37.380円と下げているのに対し、ミラーレスは70,577円が98,164円に上がっていることです。
つまり、一眼レフはエントリーモデルが多くなり、中級機~高性能機はミラーレス主体になっているという事ですから、ミラーレスの展開がうまくいってないと、メーカーサイドも大変そうですね。