キヤノンがモンスター級スペックの3機種のCinema EOSを準備中?

Canon Rumors に、キヤノンCinema EOSシリーズの新型機のスペックに関する信憑性の高い噂が掲載されています。

Canon to add to their Cinema EOS lineup with three new monster cameras [CR3]

  • 近い将来、キヤノンがCinema EOSシリーズに3機種のモンスターカメラを追加する。これらの機種は、2021年10月に開催されるNABに先駆けて発表されると予想している。

    この3機種は現行のラインナップに追加されることになるようだ。キヤノンは以前に、8Kの分野では4Kカメラが登場したときのように後れは取らないと述べていた。

    キヤノンは2機種の8K Cinema EOS(EOS C300S、EOS C500S)と、化け物のようなダイナミックレンジのEOS C700DRを計画しているようだ。

  • Cinema EOS C300S
    - 8K Super35センサー
    - 全てのモードで8K60p、4K120p
    - 裏面照射積層型の3.2um 8K DGOセンサー
    - デュアルピクセルAF
    - DGOモードで16段のダイナミックレンジ
    - 8K DGOモードで10msの読み出し
    - デュアルDIGIC DV8 画像処理エンジン

  • Cinema EOS C500S
    - 8Kフルサイズセンサー
    - 全てのモードで8K60p、4K120p
    - 裏面照射積層型の4.65um 8K DGOセンサー
    - デュアルピクセルAF
    - DGOモードで17段+αのダイナミックレンジ
    - 8K DGOモードで10msの読み出し
    - デュアルDIGIC DV8 画像処理エンジン

  • Cinema EOS C700DR
    - 4Kフルサイズセンサー
    - WDRモードで4K180p、高速モードで4K240p
    - 裏面照射積層型の9.6um 4K WDRセンサー
    - WDRモードで20段+αのダイナミックレンジ
    - 4K WDRモードで5msの読み出し
    - デュアルDIGIC DV8 画像処理エンジン

 

信憑性はCR3なので、ほぼ確実な情報のようです。キヤノンはEOS R3で裏面照射の積層型センサーを投入しますが、Cinema EOSシリーズも一気に裏面照射積層型センサーに置き換える計画のようですね。

スペックは、この噂が事実だとすると、Canon Rumorsの言うようにモンスター級で、ダイナミックレンジも読み出し速度もすごい性能ですね。コンシューマー機にも、このセンサーの技術が全部ではないにしろ採用されることに期待したいところです。