キヤノンの400mmから2000mmの超望遠ミラーレンズの特許

Canon Rumors で、キヤノンの400mm、800mm、1200mm、2000mmのIS付きの超望遠ミラーレンズの特許が紹介されています。

Patent: Is Canon planning to release catadioptric super telephoto lenses?

  • Nothlightが、様々なカタディオプトリックレンズ(ミラーレンズ)の北米の特許(US2021/0141240A1)を見つけている。ミラーレンズの有利な点は、長い焦点距離でより小型軽量で安価になることだ。不利な点はコントラストの低さや絞りが固定であること、そしてドーナツボケだ。しかし、キヤノンがこれらの欠点を改善・解消していないというわけではない。以下は、この特許の実施例だ。

    - RF400mm F3.6 IS
    - RF800mm F5 IS
    - RF1200mm F8 IS
    - RF1200mm F10.5 IS
    - RF2000mm F15 IS

    興味深いことに、RF1200mm F8は登場が噂されているRFレンズのリストに掲載されている。この特許出願は、実際に将来、コンシューマー製品として製品化されるかもしれないが、噂のリストに掲載されているレンズはLレンズなので、これについては成り行きを見守る必要があるだろう。

    キヤノンはRF600mm F11やRF800mm F11で示したように、暗いコンシューマー向けレンズの発売をためらってはいない。誰もがが1万ドルを超える巨大な白レンズを購入できるわけではない。

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キヤノンはRFレンズでは、EFレンズではラインナップされていなかったようなレンズと次々に投入しているので、ミラーレンズが製品化される可能性も十分にありそうですね。暗い超望遠は800mmまでは既に屈折で製品化されているので、ミラーレンズが製品化されるとしたら1200mmでしょうか。特許のミラーレンズはいずれもISが搭載されているので、手持ち撮影を想定しているようですね。