Canon Newsで、キヤノンの視線入力のキャリブレーションとAFの設定に関する特許が紹介されています。
・Eye Controlled Focus Patent Applications
- これはNorthlightが見つけた興味深い特許出願(US2021/0125375A1)だ。最初の特許では、どのように視線入力のキャリブレーションを行うかについて述べられている。基本的にはEOS-3やElan(北米版のEOS 55や7)などの、視線入力を搭載していたキヤノンのフィルムカメラのキャリブレーション方法と似ている。
2つ目の特許は、視線入力の設定方法に関するもので、これは、少なくともキヤノンが瞳認識や顔認識で追尾可能なAFシステムを搭載したカメラへの視線入力の実装を考えていることを示しており、非常に興味深いものだ。
もちろん、これらは特許出願であり、EOS R3での最終的な視線入力の実装は全く異なるものになるかもしれないが、これらの特許出願はキヤノンがR3への視線入力の実装をどう考えているのかについての洞察を与えてくれる。
キヤノンは、視線入力をフィルムカメラ時代のように単純に測距点を視線で選択するだけではなく、瞳AFなどと連動して動かすことを考えているようですね。被写体の指定を視線で行って、後はカメラが瞳認識等で自動追尾するようになれば、実用的で便利なAFシステムに仕上がるかもしれません。EOS R3で、視線入力がどのように実装されるのか興味深いところです。
ジャンクカメラ収集家
フィルムカメラの視線入力はこけたけど、今度のは視線入力+AIで革命的AFシステムになるかも?
nana
現状、一番早くAFポイントを変更できる方法はタッチパネルなんですね。ファインダー+フォーカスレバーでは、タッチパネルの機敏さに到底敵わない。
しかし、ファインダー+タッチパネルは使いにくい。そんなジレンマを解決する手段になりそうですね。
死神博士
眼鏡使用者でも使えるシステムだと嬉しいですね。
fanfan
今回の視線入力AFは、個人的に瞳AFに続く革命だと思っています。
キヤノンさん、期待しています。
もり龍
複数ターゲットの中から主要被写体を視線で選択し、あとはカメラがその被写体の瞳を追尾してくれるなら実用的ですね。
現状では後ろの人物に瞳検出が飛ぶことが多々ありますので。
みずはら」
ここで言及されてて気が付きましたけど、R6を使うようになって
AFポイントを一番早く変更するUIがタッチパネルになってました。
これがファインダー内で瞳を動かすだけである程度制御できるのは
ポイント高いです。というよりミラーレス(背面モニタ)時代の
ファインダーの再定義になりうるわけで。
R5/R6の定評あるAFに瞳のアシストが入ったUI、試してみたいです。
Oort
視線入力、本当に実用的なものになればカメラの大きな進化ですね。早く実機を体験したいです。