キヤノンは撮影意欲をかき立てる工夫が感じられるレンズを出していく

SankeiBizに、キヤノンイメージコミュニケーション本部主幹のRFレンズに関するインタビューが掲載されています。

ミラーレスにも表現多彩なレンズ

  • (RF100mm F2.8 L MACRO IS USMを開発した経緯は?)
    レンズの開発の順番は、最初は当社の光学技術をアピールできる製品、次はプロ向け、ハイアマチュア向けのレンズをそろえるという順番。以前、85mmのマクロレンズを開発したが、もっと被写体に寄れて、大きく写したいというニーズがある。

  • (今後のミラーレス向けレンズの展開は?)
    基本的なところはそろえていきたいが、単なる一眼の置き換えだけでなく、撮影意欲をかき立てる、そういう工夫の感じられるレンズを出したい。プロからアマチュアまで楽しめるものを出したい。

  • (どんなブランドとして育てていくか?)
    ミラーレスはもっと表現力高く発展できる可能性がある。レンズ交換式カメラに興味がなかった人にも訴える表現力の高いレンズを出していきたい。

 

キヤノンはEFレンズは比較的オーソドックスなラインナップで、あまり冒険しない印象でしたが、確かにRFレンズでは、ハーフマクロの並単や、DOレンズを使った廉価な超望遠、球面収差を変更できる1.4倍のマクロなど、これまでにないレンズを積極的に投入しているようですね。RFレンズが今後どのようなラインナップになっていくのか興味深いところです。