Canon News に、キヤノンの積層センサーの熱問題を回避するための特許が紹介されています。
・Canon Patent Application: Stacked Sensor heat management
- この特許出願(2021-072621)では、キヤノンは積層センサーの処理層の熱管理について述べている。積層センサーの層が薄くなると、各層がセンサーに熱の影響を及ぼす可能性が高くなる。センサーが高温になると画質が低下してしまう。
この特許出願では、積層センサーの2層目に複数の処理ユニットと制御ロジックを配置している。制御ロジックは、画像内の対象となる領域に応じて、画像処理ユニット間の消費電力を管理している。
キヤノンはEOS R3で裏面積層型のセンサーを投入しますが、ここ何年か裏面照射や積層に関する特許が数多く出願されているので、裏面積層型センサーの実用化に向けて着々と準備をしていた様子が伺えますね。
今回の特許は熱処理に関するもので、今後登場するEOS Rで実戦投入される技術になりそうです。
セリカ
キャノンは表面照射でもソニーに迫る性能出せてるので、
裏面&積層でどこまでいくか楽しみ。
路傍のカメラ好き
キヤノン初のフルサイズ裏面積層センサー、どんな画を生み出すのか楽しみです。
R5やR6さえ型落ちにするような革新的な性能を願ってやみませんね。
「あと1年貯金して待てばよかった!」と思わされるとしたら最高にハッピーです。最高に歯痒くもありますがw