ライカが「バリオ・エルマリートSL F2.8/24-70mm ASPH.」を正式発表

ライカが、Lマウント用の大口径標準ズーム「VARIO-ELMARIT-SL 24-70mm F2.8 ASPH.」を正式に発表しました。

Leica introduces Vario-Elmarit-SL 24-70mm F2.8 ASPH lens for L-mount

  • ライカがLマウント用の「VARIO-ELMARIT-SL 24-70mm F2.8 ASPH.」を発表した。レンズ構成は15群19枚で、3枚の非球面レンズを採用している。フォーカシングレンズは1枚で、静かなステッピングモーターによって駆動される。
  • このレンズの最短撮影距離は18cm、最大撮影倍率は0.34倍、鏡筒は防塵防滴使用で、フィルター径は82mmだ。同社のSL24-90mmよりも軽量(1140グラムと856グラム)だが、造りの品質は同等だ。
  • このレンズの価格は2795ドルで、SL2とのキットが8795ドル、SL2-Sとのキットが7195ドルだ。
  • 全長は123mm、最大径88mm、重さ856グラム、鏡筒の素材はアルマイト。

leica_VARIO-ELMARIT-SL24-70mmF2.8ASPH_of_010.jpgライカの新しいSL 24-70mm F2.8は、シグマ24-70mm F2.8 DG DNと同じ光学系を採用するという噂が流れていましたが、レンズ構成や最短撮影距離などのスペックがシグマと全く同じなので、どうやら噂通りのようですね。

元になったシグマの24-70mm F2.8 DG DNは非常に評価の高いレンズなので、写りは全く問題ないと思われますが、ズームリングが他のライカSLレンズと逆方向なのは、純正レンズとしては少々気になるところかもしれません。