富士フイルムのXシリーズとGFXシリーズの新製品のスケジュール

Fuji Rumors に、登場が噂されている富士フイルムの新製品のスケジュールに関する記事が掲載されています。

Fujifilm Product Timeline 2021/2022

  • Xシリーズの2021年の製品:

    - XF33mmF1.4
    - シグマのXマウントレンズ群
    - Xシリーズの新しいカメラは2021年には登場しない

    2021年に登場しないカメラはX-T40とX80だ。X-E4が2021年に登場する最後のXシリーズのカメラになることは既に述べた。次に登場するXシリーズのカメラは、X-H2になるだろう。また、X-T4はX-Trans IVを搭載した最後のカメラになる。

    XF300mmF4とXF500mmF5.6が2021年中に間違いなく登場すると思い込んでいる人たちがいるが、これらのレンズは(もし登場するとしても)2021年には登場しない。

    シグマのXマウントレンズに関する噂は、シグマ自身の発言によって裏付けられており、シグマはこれまでに何度かXマウントレンズが登場することをほのめかしている。


  • Xシリーズの2022年の製品:

    - X-H2:動画は8K DCI/UHD。新型のセンサーと画像処理エンジンをXシリーズで初採用。X-E4の次に登場するカメラになる。
    - XF150-600mm
    - XF23mmF1.4 MKII
    - XF56mmF1.2 MKII

    誤解を避けるために言っておくが、X-Trans IVのカメラがこれ以上登場しないのは確実だが、富士フイルムのX-H2のセンサーが(新型の)X-Transなのかベイヤーなのかは分からない。


  • GFXシリーズの2021年の製品

    - GFX50S MKII:オリジナルと同じ50MPセンサー(像面位相差無し、裏面照射ではない)を採用する。GFX100Sより安価になる。
    - 安価なGFのズームレンズが2021年の後半に登場する。

    2022年のGFX製品に関しては、現在情報収集をしているところだ。多くの人がGFX50R MKII やGFX100Rを希望しているのは分かっているが、今のところそのような機種の情報はない。

    GFレンズに関しては、以前にリークした社内レンズのロードマップ(このロードマップは100%本物であることが判明している)にGF20-36mm F3.5-4.5が載っていた。このレンズに関する噂はないが、製品化してくれることを願っている。

    富士フイルムは以前にGFレンズに関するアンケートで、ティルト・シフトレンズについて尋ねていて、これは富士フイルムがティルト・シフトレンズがラインナップに欠けていることを認識していることを示している。残念ながら今のところティルト・シフトレンズは製品化されていないが、2022年の登場に期待したい。

 

Xシリーズの次の新型カメラは来年登場するX-H2で、まだしばらく時間がかかりますが、このカメラは8K動画に対応するということなので、新しい40MP超のAPS-Cセンサーの登場を待っているのかもしれませんね。この高画素センサーが、順次下のクラスの機種にも採用されるのかが気になるところです。

GFX50S MKII に関しては、現行の50Sと同じセンサーを採用ということなので、GFX100Sと同じボディを採用して、小型化とIBISの搭載が売りになるのでしょうか。GFX100Sよりは安価になるようですが、どこまで低価格化されるのか注目したいところです。