Photons to Photos に、富士フイルムX-S10のダイナミックレンジと高感度ノイズの測定データが掲載され他機種との比較が可能になっています。
機種名 | 最大ダイナミックレンジ | ローライトISO | ローライトEV |
X-S10 | 10.40 | 3305 | 10.05 |
X-T3 | 10.35 | 3258 | 10.03 |
X-T30 | 10.47 | 3645 | 10.19 |
α6400 | 10.51 | 2470 | 9.63 |
Z50 | 10.53 | 2406 | 9.59 |
EOS M6II | 10.08 | 2253 | 9.49 |
- X-S10とX-T30のダイナミックレンジの比較
- X-S10とX-T30のダイナミックレンジの比較
- X-S10とEOS M6 Mark II、Z50、α6400とのダイナミックレンジの比較
X-S10のセンサーはX-T3やX-T30のセンサーと同等の性能ですが、ゲインを切り替える感度が少し低くなっているようですね(X-T4のデータはまだありません)。
他社のAPS-C機と比較すると、最低感度のダイナミックレンジは同程度ですが、中高感度のダイナミックレンジと高感度ノイズはX-S10の方が優っていて、他の富士フイルム機と並んでAPS-C機ではトップクラスの性能と言ってよさそうです。
fuji
星景で使っていますがフルサイズと比べて高感度でもそこそこ見当していると感じてました。データでも示されると安心して使えますが、10~11mm位の1.8か出来れば1.4のレンズが欲しいと何時も思っています。FUJIの開発には宜しくとお願いしたいです。
aps-c一筋
カメラの購入検討をしていてネットに上がっている写真を拝見する度、X-S10、X-T30共に出てくる画に対するお値打ち感をかんじる次第です。供給不足なのは部品不足ではなく単に売れまくっているからかも、とすら思えます。
そして比較して分かるK-3 iiiの異常さ...と思いきや拡張感度ではX-S10が勝っている面もあるのが実に面白いです。
日陰坂45
フジのカメラはX-E1から天体撮影で使っています。
ダーク減算が必要無い位、ノイズが少ないのが気に入っていますが、ヒストグラム見る限りでは左側の低感光部分をバッサリと切り捨てているようなノイズ処理をしているようです。
RAW、高感度ノイズ処理と長時間ノイズ処理をしないに設定しても同じような感じですので、これがフジの画像処理のデフォルトだと思います。
そうは言っても、リバーサルフィルムで撮影したようなバックグラウンドの感じは自分好みなので、ずっと愛用しています。
最新世代のカメラは使っていないので分からないのですが、フジの事ですから解像度以外の世代差は非常に少ないと思います。
噂では、技術者の中に天文ファンの方がいらっしゃるようで、Hαの感度やノイズ性能など、結構フィードバックされているようですね。
その辺が高感度特性やダイナミックレンジの良さに反映しているのではないでしょうか。
X-E1やX-M1ではフレーミング時に背面液晶に全く星が映らないし、拡大表示も倍率が低くて非常に使いにくいのですが、最新のX-S10あたりだとゲインアップとかしているんでしょうか。
もしその辺改善しているようでしたら、そろそろX-E1も引退させてあげようかなと思っています。
のの
X‐T3、X‐T30にクラシックネガが横展されないのは、ゲイン切り替えのタイミングの違いがあるからなのでしょうか?X‐T3世代とX‐T4以降ではセンサが違う(マイナーアップデート版)てこと?ISO800前後の中感度のダイナミックレンジが改善しているところがいいですね。