CIPAが、2021年4月分のデジタルカメラと交換レンズの生産出荷実績表とグラフを公開しています。
2021年4月のデジカメの出荷台数は前年同月比で137.1%(金額ベースで214.9%)で、コロナの影響が大きかった昨年からは大きく伸びていますが、それでもコロナの影響の無い一昨年と比べると半減していますね。
カメラのうち、レンズ一体型は前年同月比で103.2%(金額ベースで145.6%)と、台数ベースで前年超えとなっています。レンズ交換式は前年同月比で165.7%(金額ベースで235.4%)と引き続き好調で、先月よりも台数ベースと金額ベースの差が開いているので、レンズ交換式カメラの単価はますます高くなっているようです。
レンズ交換式のうち一眼レフは前年同月比で130.5%(金額ベースで145.2%)、ミラーレスは213.7%(金額ベースで301.6%)で、一眼レフも前年を超えてはいるものの、ミラーレスの方がずっと大きく伸びているようですね。
まあくん
前年より大きく増えているのは、新型コロナの影響が一段落してきているようで朗報ですが、2019年から半減は本当に厳しいですね。このところ新製品の発表が続いていますが、それだけのんびり構える余裕がないようにも感じます。あと数年の傾向で、カメラ業界全体の先行きが見えてきそうな感じがします。