DxOMarkにパナソニック「DC-S5」のセンサースコアが掲載

DxOMarkに、パナソニックのフルサイズミラーレスカメラ「LUMIX DC-S5」のセンサースコアとレビューが掲載されています。

Panasonic Lumix DC-S5 Sensor review

S5 S1 A7III A9II Z6II R6
総合スコア 94 95 96 93 94 90
色再現 25.1 25.2 25 25 25 24.2
ダイナミックレンジ 14.5 14.5 14.7 14 14.4 14.3
高感度 2697 3333 3730 3434 3303 3394
  • LUMIX DC-S5のDxOMarkのスコアは、94に達する非常に高い値で、S1やZ6II、α7III、α7Cのセンサーと同等のレベルだ。
  • S5のセンサーは最低感度で25bitの非常に優れた色深度で、ダイナミックレンジも14.5EVと優れている。これはソニーα7 III の24MP裏面照射型CMOSと非常に似通った性能だ。
  • 高感度(ローライトISO)は2697で、あまり良い結果ではなかった。このローライトISOの値は、ダイナミックレンジ9EV以上、色深度18bit以上、SNR30dB以上という基準に基づいた測定値だ。
  • S5のセンサーとα9 II のセンサーは同じ裏面照射型だが、α9IIのセンサーは積層型だ。
  • S5は非常に高性能で、S1とほぼ同等の画質だが、ノイズレベルが若干高く、高感度性能でわずかに劣る。これはS1と比較しての話で、S5は依然として優れた性能だ。

 

S5はS1や他の24MPセンサー搭載機とほぼ同じスコアですが、高感度ISOのスコアが、このクラスのライバルと比べると若干低目になっているのが気になるところです。とは言え、S1と比べて0.3EV程度の違いなので、実写で問題になることはほとんどなさそうです。

なお、パナソニックの24MPセンサーは表面照射型と言われていますが、DxOMarkはこれまで一貫して裏面照射型と言っていて、今回も同様に裏面と述べています。