Photons to Photos に、シグマの6100万画素センサーを搭載したフルサイズミラーレスカメラ「fp L」のダイナミックレンジや高感度の計測データが掲載されています。
機種名 | 最大Dレンジ | ローライトISO | ローライトEV |
fp L | 11.39 | 8388 | 11.39 |
α7R IV | 11.62 | 4744 | 10.57 |
α7R III | 11.65 | 5857 | 10.85 |
Z 7II | 11.60 | 4157 | 10.38 |
EOS R5 | 11.85 | 5435 | 10.76 |
S1R | 11.37 | 4522 | 10.50 |
- fp L(青)とα7R IV(緑)、α7R III(黒)とのダイナミックレンジの比較
- fp L(青)と、EOS R5(橙)、Z7II(緑)、S1R(黒)のダイナミックレンジの比較
シグマfp Lの61MPセンサーはα7R IVと同じものかと思っていましたが、ノイズリダクションがかかっていない(RAWに何らかの処理を行っていればノイズリダクションを示す三角印が付く)にもかかわらず、中高感度のダイナミックレンジとローライトISOで、α7R IVを大幅に上回っているのが興味深いところです。fp Lのセンサーはα7R IVと異なるものが採用されているのでしょうか。
カタスマー
もしα7R IVと同じセンサーなら、ローパスフィルターが画質を引き上げていることになるんですかね。
それか位相差センサー用画素が少ないことが好影響とか?(多少は変わるでしょうが、こんに変わるとは思えませんが)
タスク
ノイズリダクション無しでこの性能は凄いですね
素のセンサー画質に拘るシグマがかなり注文付けたのかな?
wow
Photons to Photosでは初代fpのローライトISOが更に高い9870となっていますね。あのシグマが高感度に強いと思うと感慨深いです。
hashiruhito
fp-Lは分かりませんが、fpにはDual Base ISO(ベース感度となる回路がISO100とISO3200に設定されている)という話があったかと思います。
そういう意味では、fp-Lにも似たような技術が搭載されていても不思議ではない気がします。
電卓
ここまで違うと、ちょっと不思議な感じがありますね。
どういう仕組みなのか気になります。
ろろ
ローリング歪みがとても大きいと聞きますが読み出し速度が遅い分画質が良い?
それとも位相差のピクセルが少ないのでしょうか?
後者が理由なら像面位相差非対応のS1RがSONYの裏面センサーを使っていたらどんな数字が…と興味が湧くところです。
しかし各所のサンプルを見る限りα7RⅣと大差あるようには見えないので、RAWにノイズリダクションが入るK-3Ⅲの数値含め画質をスコアで表すのは難しいのだなと感じます。
tn
結構違うんですね。
メカ駆動部が無いので、センサーにノイズが乗らないとかでもあるのでしょうか?
だーやま
手振れ補正やメカシャッターのような部品を電子的に駆動すると、どうしても電磁ノイズが発生してしまいます。
それらの部品がない分、fp-Lはノイズ的に有利なのかも入れませんね。
しゅう
読み出し速度が遅い分、ノイズが乗り難いというのはあり得るかもしれませんね。