パナソニックが「LUMIX S50mm F1.8」を正式発表

パナソニックが、Lマウント用の標準単焦点レンズ「S-S50(LUMIX S50mm F1.8)」を正式に発表しました。

Lマウントシステム用交換レンズ S-S50 を発売

  • パナソニック株式会社は、ルミックス フルサイズミラーレス Sシリーズ用交換レンズ F1.8単焦点シリーズの第二弾として、S-S50を6月25日より発売する。希望小売価格は5万9400円(税込)。
  • F1.8シリーズ全体を通して描写性能を統一することでレンズ交換をしても写真やカットごとの描写に違いが少なく、全体が一貫した描写でまとまり高品位な作品に仕上がる。
  • 柔らかく美しいボケ表現が可能で、夜景スナップにおいても口径食を抑えた美しい玉ボケがワンランク上の表現を可能。
  • 8群9枚のレンズ構成では、球面収差や歪曲収差などの諸収差を抑える非球面レンズを3枚採用し、高い解像性能を実現。
  • リニアモーターを採用することで、高速・高精度なAF性能と静粛性に優れたAF動作性能を両立。
  • フォーカシング時のピント位置の移動に伴い画角が変化するブリージング現象を抑制、さらに輝度変化の大きいシーンでのパンニングも、絞りマイクロステップ制御により絞り値を細かく制御することでなめらかな露出変化を実現。
  • MF時のリニア、ノンリニアの切り替えをカメラ本体で選択することで、リニア選択時のフォーカスリングの回転角度を変更可能。
  • サイズを統一し、ほぼ同じ重心バランスを実現したF1.8単焦点シリーズは、ジンバルやドローンを活用した撮影において、同シリーズレンズを組み合わせて運用することでレンズ交換時のバランス調整の負担を軽減。

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パナソニックの50mm F1.8は、フォーカスブリージングの抑制やパンニング時の絞り制御の最適化、フォーカスリングのリニア・ノンリニアの切り替え、ジンバル使用時のバランスの取りやすさなど、動画撮影を重視した設計になっているようですね。

価格は5万9400円と安価な撒き餌レンズではありませんが、非球面3枚とEDレンズを使用した50mm F1.8としては贅沢なレンズ構成なので、描写性能はかなり期待できそうです。