ニコン「Z 9」の発表は2021年の第4四半期?

Nikon Rumors に、最近行われたニコンの社内のプレゼンテーションの内容のまとめが掲載されています。

Recap of a recent internal Nikon presentation

  • 新しいZマウントの105mmのマクロレンズは、ニコンの予想を上回る需要があり、長期に渡って入荷待ちになるだろう。
  • 7本のZマウントレンズ(※ロードマップに掲載されているレンズ群のことです)がリリースされる予定だ。
  • ニコンはオリンピックに参加する予定のプロカメラマンに、Zマウントのボディと超望遠レンズを提供して、プロのスポーツ撮影のマーケティングキャンペーンを行っている。

  • 交換レンズとボディの多くは、材料とチップが足りないために供給不足に陥っている。ニコンは、今年中にこの状況が変わるとは考えていない。
  • 現在、新しいDXの一眼レフや交換レンズの予定はない(D3500の後継機は登場しない)。
  • Z9は2021年第4四半期に発表される予定だ。

  • D850とD500の後継機が来年登場する可能性がある(私はまだ確信が持てない)。D500は数カ月間、在庫切れになっている。
  • 来年には、多くのFマウント製品の生産が終了するだろう。D780の販売はしばらくの間続けられる。
  • Zマウントの新しいエントリーレベルのカメラ(Z30?)は2022年後半の登場が予定されている。もし、部品の供給の問題が今年中に解決すれば、発表はもっと早まるかもしれない。

 

Z9の発表は2021年のQ4と述べられているので、まだかなり先のことになりそうですね。また、Zマウントのエントリーモデルも2022年の後半ということなので、Zマウントの新型機の投入はサプライチェーンの問題で遅れそうな雰囲気です。

一眼レフに関してはD3500後継機は登場しないと述べられていますが、D850とD500は、確証が無いと前置きされているものの来年登場する可能性があるようですね。ただ、現在、ニコンはZマウントに注力しているので、来年にFマウント機のハイエンドモデルを2機種も投入できるほど開発リソースに余裕はないような気もします。