PHILEWEBに、全国有力販売店の6店のデータによるデジタルカメラと交換レンズの5月の販売ランキングが掲載されています。
・キヤノン「EOS R6/R5」がソニーを僅差で退け1位・2位を堅持
- ミラーレスカメラ:好調キヤノン「EOS R5」「EOS R6」を、ソニー「α6400ダブルズームレンズキット」、「α7III」が猛追する。キヤノンが1位、2位をキープこそしたものの、4位までがわずか3ポイント差の大接戦となった。
- 1位 キヤノン「EOS R6」35(※末尾の数字は総合ポイント)
- 2位 キヤノン「EOS R5」33
- 2位 ソニー「ILCE-6400Y(α6400ダブルズームキット)」33
- 4位 ソニー「ILCE-7M3(α7 III)」32
- 5位 キヤノン「EOS Kiss M2 WZK」 17 - デジタル一眼レフカメラ:「K-3 Mark III」が、前月に初登場で獲得した売れ筋トップの座をキープした。2位には2ポイント差でキヤノン「EOS 90D」が迫る。
- 1位 ペンタックス「K-3 Mark III」35
- 2位 キヤノン「EOS 90D」33
- 3位 キヤノン「EOS Kiss X10・WZK」20
- 4位 ニコン 「D5600WZK」19
- 5位 ペンタックス「K-1 MarkII」15 - 高級コンパクト(1/1.7インチ以上):1位のリコー「GRIII」に続く2位にランクされたのはフジフイルム「X100V」。
- 1位 リコー「GRIII」38
- 2位 フジフイルム「X100V」27
- 3位 ソニー「DSC-RX100M3」26
- 4位 キヤノン「PowerShot G7X MarkII」24
- 5位 ソニー「DSC-RX100」19 - コンパクトカメラ(1/1.7インチ未満):リコーの全天候アドベンチャーモデル「WG-70」が4位に順位を上げた。
- 1位 ソニー「DSC-W350」30
- 1位 キヤノン「IXY 200」30
- 3位 キヤノン「IXY 650」24
- 4位 リコー「WG-70」22
- 5位 ソニー「DSC-WX830」18 - 交換レンズ(ズーム):シグマ「28-70mm F2.8 DG DN」が発売月の3月に4位に初登場して以来のベスト5入りで売れ筋トップを獲得した。キヤノン「RF70-200mm F4 L IS USM」が初登場。
- 1位 シグマ「28-70mm F2.8 DG DN」24
- 2位 ニコン「NIKKOR Z 24-200mm f4-6.3 VR」23
- 3位 キヤノン「RF70-200mm F4 L IS USM」19
- 4位 タムロン「28-200mm F/2.8-5.6 DiIII RXD」18
- 5位 キヤノン「RF70-200mm F2.8 L IS USM」17 - 交換レンズ(単焦点):キヤノン「EF50mm F1.8 STM」が昨年11月以来6カ月ぶりに1位を獲得。5位には5月発売の新商品フジフイルム「XF18mmF1.4 R LM WR」がランクインした。
- 1位 キヤノン「EF50mm F1.8 STM」29
- 2位 キヤノン「RF50mm F1.8 STM」27
- 2位 ソニー「SEL14F18GM」27
- 4位 フジフイルム「XF35mm F1.4R」20
- 5位 フジフイルム「XF18mm F1.4 R LM WR」14
※モニター店は「ケーズホールディングス」「ヨドバシカメラ」「マップカメラ」「フジヤカメラ」「ビックカメラ」「カメラのキタムラ」で集計方法は台数ベースです。
K-3 Mark III は一眼レフ部門で2ヶ月連続1位で、新製品の少ない一眼レフの中で唯一の最新機種ということで、良く売れているようです。リコーはGRIIIも引き続き1位で気を吐いていますね。
ミラーレスカメラではキヤノンのEOS R5 / R6が引き続き好調で、台数ベースでもKiss M2を大きく上回っているのが興味深いところです。ソニーは以前に比べると少し低調ですが、ZV-E10やα7IVなどの新製品が登場すれば状況が変わってきそうですね。
YJ
Canonは販売価格の高いフルサイズが1位2位というのが驚異的。
Sonyは販売価格がフルサイズほど高くないAPS-Cのα6400でようやく3位(ただ、レンズキットごとにカウントしているようなので他のレンズキットを合わせたα6400全体だともっと上になるかもしれませんが)。
いずれにせよ。
R5,6に張り合うにはSonyもα7IVを相当いいものにしないといけないですね。
TTJ
PENTAX K-3 Mark III、V2達成おめでとうございます。
Canonでも、ハイアマチユマア向けAPS-C一眼レフのEOS 90Dは、まだ新規に売れ続けているんですね。
RFマウントのハイエンドAPS-C機に潜在的な需要がありそうです。
涼子
Kiss M2より上の4機種は接戦なので、このトップ4がまさに今の時代を牽引してるって感じなのでしょうね。
ニコンはZ fcでここに割って入れるか期待したいです。
ズームレンズはキヤノンの小三元と大三元の望遠ズームがランクインしてて面白いですね。
単焦点はソニーの14/1.8 GMがキヤノンの撒き餌レンズ並みに売れてて凄いですね。
BEN
デジタル一眼、ニコキャノのフルサイズ勢を差し置いてK-1 MarkIIが5位というのは、K-3 Mark III登場のおかげで、逆にそのコストパフォーマンスの良さに注目が集まった、という感じでしょうか
野田
発売前からずいぶん経ったK-1 MarkIIも入ってるんですね
フルサイズでは唯一じゃありませんか
noppo
ニッチなジャンルではありますが、リコーペンタックスが存在感を示し始めていますね
これは、他社がミラーレス一眼への注力で抜けていったということが大きいとは思いますが、こうして名前がランキングに残ることで、宣伝効果が生まれるのではないかと思います
SoA
PENTAX K-1は4月に発表されたJ limitedもカウントされてるのでは。受注が好調という事でしょうか。
自分も受注終了までには購入したいです。
カウ坊や
主題とは逸れますが、
僕も各社の最新のFFミラーレス機と同じくらい、K-1は未だに使います。
PENTAXのレンズは粒揃いですし、ボディ自体も扱いやすくて使っていて楽しいですよ。
まあ…動きのある仕事となるとSONYやキヤノンを使用しますが…
いちろべえ
PENTAX、少数残存者利益を確保し始めていると言うことかと。
開発リソースに限界ある中、ロングテール型、長く付き合ってくれる顧客をゲットできるなら、良い結果だと思います。
Spica
PENTAXはレンズと発色が良いのでk-5Ⅱs、K-1を使ってきましたが、そろそろK-1 MarkⅢのウワサも出てきて欲しい所です。
元曹操
私はK-3IIIの価格についていけず脱ペンしてしまいましたが
篩にかけられたペンタキシアンは少数でも購買力が高そうです。
末長く生き残って欲しいですね。