DxOMark に、ソニーα1のセンサースコアとレビューが掲載されています。
・Sony A1 Sensor review: Speed and quality in one
α1 | α9II | α7RIV | Z7II | R5 | |
総合スコア | 98 | 93 | 99 | 100 | 95 |
色再現 | 25.9 | 25 | 26 | 26.3 | 25.3 |
ダイナミックレンジ | 14.5 | 14 | 14.8 | 14.7 | 14.6 |
ローライトISO | 3163 | 3434 | 3344 | 2841 | 3042 |
- α1はスピード(高速読み出し)と画質を両立している。ソニーα1のスコアは98で、これは中判を含む総合ランキングで9位、35mmフルサイズ機の中では7位だ。このスコアは、α7R IV、Z7II よりもわずかに劣り、EOS R5よりもわずかに優っている。
- 最低感度の色再現は25.9bits、ダイナミックレンジは14.5EVで、色深度とダイナミックレンジは素晴らしい。ローライトISO(高感度性能)のカテゴリーでは3163と、それほど良い結果ではなかったが、画素数を考えれば、これは依然として素晴らしい結果だ。
- α1はα9、α7R、α7Sシリーズの長所を1つにまとめたカメラだが、当然ながら高価だ。α1に搭載されている50MPセンサーは、低画素のハイエンドセンサーとほぼ同等の性能を持ち、模範的な画像が得られる。
これまでの積層型の高速読み出しのセンサーは、通常型のセンサーと比べて若干色再現やダイナミックレンジが弱くなっていましたが、α1のセンサーは、色再現やダイナミックレンジも通常型のセンサーと同等で、高速読み出し型センサーの弱点はほとんど解消しているようですね。また、高感度のスコアの低さが指摘されていますが、α1はα9やα7RIVには若干劣っているものの45MPクラスの他社機と比較すれば優っているので、全く問題はなさそうです。
どりゃー
最新の4,000万以上高画素機はどれもあらゆる画質がバランス良く欠点が見当たらないですね。
α-1もさすがに価格に見合う性能だし、製品寿命も長いでしょう。
仕事用主力機として費用対効果高そう。
9210
初代9から乗り換えましたが。自分の実感に近いスコアです。高感度が1/3か2/3段弱い以外、全て9を上回っている印象だったので。特に9は絵が平板で、高速読み出しとのトレードオフと諦めていたのに、画素数倍増でもダイナミックレンジが改善されていて、驚きでした。
それでも絵は7R3の方が好きなんですが。。。
2石
>α1に搭載されている50MPセンサーは、低画素のハイエンドセンサーとほぼ同等の性能を持ち
うーん、そんなことは無いですけどね。
α1も7s3も使ってますが、感度は明らかに1段近く違います。
特にISO6400辺りを超えてくるとノイズは相当な違いがあります。
テスターさん達は長期様々な現場で実際に運用されてから書いて欲しいと思います
nanaseven
現場の実際の運用を元に記事書いたら、ベンチマークテストじゃなくてただの実写レビューになってしまいます。DXOという基準あっての評価だから他と比較できるわけで。
気ままな旅人
>感度は明らかに1段近く違います
dxo基準の800万画素縮小で比較すればそんな差はないはず。
dprの比較画像(comp)だとノイズ同じ程度です。
棒燃
2石さん
私も7Ⅲと7SⅢを使っていて、DxOMarkでは高感度性能が3730と2520となっていますが、ISO10万ぐらいになると、圧倒的に7SⅢが綺麗です。
限界的な高感度では、やはり画素数の少ない方が有利になると思います。
DxOMarkのテストではその領域は対象外なのでしょう。
HHP8
1980代初頭で廃刊になってしまいましたが、カメラ毎日という月刊誌にて、千葉大学の研究班による客観的、科学的な評価が行なわれていました。ハウレットチャートと言う大小のドーナッツを何処まで解像できるかで評価する身体検査の視力テストのようなものでした。これを画面内に20か所ほどでしょうか配置して等高線で結ぶと言う目で見てわかるものでした。最近の評価法は理屈ではわかるのですが、素人が見ても直感的にわかる方法での評価が復活することを期待します。
N
やはりというか、現在のセンサー技術では4500万画素級が一番バランスがよさそうですね。
高感度で使わない前提ならもちろんさらに上もありなんでしょうが、高レベルな万能機ながらポイントを絞ると下位機よりかなり劣る、とみられてしまう部分があるとしたら、フラッグシップとしては使いづらい気もします。
他社の動向含めて今後のミラーレスフラッグシップの方針が気になるところですね。
ぽち
本当にスピードとの両立してしまってるんですね 凄いな
フラッグシップのこれらの要素のうちどれがIV,9,R,Sに採用されてくるのか楽しみです
Oort
素晴らしいですね。R1,Z9も4500万画素あたりで出てきたら、フラッグシップ機の画素数の基準が大きく変わりますね。
ひつじ
DxOMarkの高感度評価は、実際使っている印象とだいぶ違和感を感じますよね。
私はニコンユーザーでD5とD4、過去にD3Sを使っていました。
DxOMark評価ではD5が2434 D4が2965 D3Sは3253です。
しかし実際使っているとD5の高感度性能はダントツに高く、私の基準ではISO20000まで使えます。
同様にD4の12800、D3Sの8000〜10000が同じくらいのノイズ量と感じています。
テスト方法や基準が全く異なるとは思いますが、私としては普通に高感度撮影する上ではDxOMarkのISO評価はあまり気にしなくても良いのではないかと思っています。
DPREVIEWで評価チャート画像をRAWでダウンロードして自分が使うようにRAW現像して比較するのが一番わかりやすく確実かと思います。
らぷたん
R3では8K動画を見送るとしても将来的にこのセンサーを他機種に流用した時に8K動画を搭載する為に4000万画素以上で来そうな気もします。
ぽち
DxOの結果を どこまでISOを上げられるか、という視点でみるときにはローライトISOのスコアではなくて、ダイナミックレンジのグラフを比べてみてはどうでしょう
こちらのほうが感覚と近いと感じる方も多いかも
ボヘミアン
ひつじさんと同感です。
実写との印象が一致しないこと多々あります。
ひとつの評価法くらいの認識が適切と思います。