CAPA CAMERA WEBに、ヨドバシカメラの2021年9月上期のレンズ交換式デジタルカメラの売れ筋ベストテンが掲載されています。
- データ集計期間 : 2021年9月1日~9月15日
- 第1位 キヤノン EOS R6 ボディ
- 第2位 ソニー α7C ズームレンズキット
- 第3位 ソニー α7C ボディ
- 第4位 キヤノン EOS R5 ボディ
- 第5位 ソニー α7 III ボディ
- 第6位 ソニー α6400 ダブルズームレンズキット
- 第7位 ニコン Z 5 24-70 限定セット
- 第8位 キヤノン EOS RP・RF24-105 IS STM レンズキット
- 第9位 ソニー α7R IV ボディ
- 第10位 ニコン Z 7II ボディ - トップに返り咲いたキヤノン「EOS R6」。キャッシュバックキャンペーンの後押しもあって、7月下期以来の首位奪還を果たした。発売が11月下旬に決定した「EOS R3」の影響がどうなるのかも気になる。
- ソニーは1か月ぶりにキヤノン勢に首位を明け渡したかたちだが、「α7C ズームレンズキット」は2連覇を達成していただけに、悔しい結果。とはいえ、4機種5モデルがランクインし、ラインナップ豊富なソニー勢ならではの強さを見せる。
- ニコン勢も負けてはいない。今回はお得なスペシャルパッケージ「Z 5 24-70 限定セット」に加えて、前回は圏外だった「Z 7II」も再ランクイン。
EOS R6は前回はキャッシュバックの谷間で順位を落としていましたが、今回は1位に返り咲きですね。キヤノンはキャッシュバックの無いEOS R5も上位にランクインしていて、好調を維持しているようです。
ソニーはマップカメラのランキングでは元気がありませんでしたが、ヨドバシでは1位の座こそ譲ったものの5モデルがランクインしていて、幅広く売れているようです。次回は、9月17日発売のZV-E10がどの程度売れるのかが注目ですね。
ニコンは恐らく供給不足の影響でZ fcが再びランク外となってしまいましたが、Z5に加えてZ7IIもランクインしていて、全くランクインしてこなかった以前に比べると販売は上向きという印象を受けます。Z fcの28mm SEキットが発売されれば、上位のランクインが期待できそうですね。
寫太
マップカメラ8月ランキングではNikon Zfcがトップにも係わらず、ヨドバシではベスト10にも顔出さず。購買層と販売数の違いとは言え、ここまで極端な差が出るのですね。それにしてもCanonの巻き返し恐るべし。R3がどれだけ売れるか見ものです。またα7ivをどのような位置づけで出してくるのか、Sonyの踏ん張りどころではないでしょうか。
加藤
地元のキタムラではR6しか出ないと言って
良いくらいとのこと。お店(立地など)に
よっても違うかもですが、R6の人気は
すごいですね。
路傍のカメラ好き
キヤノンは勢いに乗ってますね。キャッシュバックの効果も顕著ですが、それがないR5も好調維持なのが凄いです。ソニーはα7IV待機勢が多そうなので、それ次第でかなり変わりそう。
Zfcの売れ筋の差は、同一機種のキットの扱いが違う(マップはひとまとめ、ヨドバシはキット別)のもあるかもですが、それだけではこの差はつかなそうです。ターゲットであろう若年層にどの程度リーチできているか、今後の動向が気になります。
そういえばマップではちょくちょく現れる富士フイルムですが、ヨドバシだと全然いないんですね。客層の違いをここにも感じます。
カタスマー
客層っていうか、ヨドバシは金額ベースでマップは台数ベースのランキングだからじゃないですか?
必然的にaps-cはランク外になりやすく、フルサイズはランクに入りやすいです。
ヨドバシが金額ベースってのはあくまで推測なんですが、たまに超高額商品がランクインしてることから(それも上位で)、台数ベースではなさそうと言われていますね。
逆にマップは台数ベースを公言していたと思います。
アルモ
ヨドバシは台数ベースでしょう。Phile WEBのヨドバシのランキングは台数ベースって公表されてるけど、CAPAのとだいたい同じ結果(集計期間違うから全く同じじゃないけど)だったし。
ジェラ
R6はメーカー狙い通りの売れ方だと思いますが、R5がこの価格帯で発売からずっと売れ続けているのはちょっと予想外です。
面白いレンズが出てきているのもボディの購入を後押ししているのてしょうか。
あとやっぱり撒餌の50mmが出たのは大きいと思います。
カタスマー
Phile WEBのヨドバシが台数ベースって公表されているんでしたっけ?
いずれにせよ、このランキングが台数ベースなら、ヨドバシのような一般的な家電量販店でエントリー機が全然売れていないのは相当悲観的な話ですね。
あとBCNランキングと乖離しているのが不思議です。ヨドバシカメラって他の家電量販店と決定的に差別化できていることありますっけ?レビューサイト(フォトヨドバシ)の作例がハイクオリティなくらいしか思いつきませんが、そんな影響ないでしょうし。
暴走レイバー
予約しているだけって販売台数にカウントしていないんでしたっけ?
単にEOS R3の予約数が知りたいだけなのですけど
蜻蛉
Phile WEBのランキングは2021年7月30日付の記事に下記の注意書きがありました。台数別ですかね。
※全国の有力各モニター店にご協力いただいた、各商品ジャンルにおける台数別の売れ筋ランキングのデータを、1位5ポイント、2位4ポイント、以下、5位1ポイントの要領で得点化。《中略》
「売れ筋ランキングご提供モニター店一覧」
ケーズホールディングス(茨城県水戸市)
ヨドバシカメラ(東京都新宿区)
マップカメラ(東京都新宿区)
フジヤカメラ(東京都中野区)
ビックカメラ(東京都豊島区)
カメラのキタムラ(神奈川県横浜市)
はむたろす
BNCはPOSランキングなので店頭展示機(=在庫あり機種)に依存する面もあるのではないでしょうか。ヨドバシカメラみたいにネットショップがある店舗とのランキングの差はそのへんが一つの要因なきがします。
わさびみそ
ヨドバシ(ビックカメラもですが)は、カメラ専門店と他の家電量販店(エディオンとかケーズとか)の中間といったところではないでしょうか。マップやキタムラはハイアマチュアが多いでしょうし、他の家電量販店は売れる売れない以前にエントリー機しか置いていないことがほとんど。ヨドバシ・ビックは家電量販店でありながらカメラも一通り揃っていて、同じ集計をしても他と異なる傾向が出るのではないでしょうか。
沖 緋色
9月1日から9月15日のランキングだから、EOSR3の発表(9月14日の夜)の影響はほとんど無いと思われますが?
路傍のカメラ好き
BCNはAmazonなどECサイトも含まれてますね。POSデータというとPOSレジ=店頭を思い浮かべますが(私もでした)、訳すと「販売実績」なのでレジに限りません(販売実績を取れるレジがPOSレジ)
で、データ提供元を見るとエディオン、ケーズ、コジマなど家電量販店とECサイトが多く、カメラ専門店と言えそうなのは三星カメラとカメラのナニワくらいのようです。
ビックカメラも入っていますが、PHILE WEBのランキングでもビックの上位はα6400やKissM2なので、R6などがコンスタントに入るヨドバシや、専門店のキタムラ・フジヤ・マップとは毛色が違います。
ヨドバシが台数か金額かは度々議論になりますが、台数と明言しているPHILE WEBでのヨドバシの月間ランキングと、ヨドバシ個別の月間ランキング(半月×2の合算)で差が無いように見えるので、台数なのかなと。
α1がランク入りした時などは私も金額だと思ったものですが、その後のランキングなどを見て今は台数だと認識しています。
田中太郎
外に出すランキングで金額ベースのランキングやってるカメラ関係のお店ってそもそもあるんですか・・・?
台数ならどれが売れてるのか一目で分かるけど、金額ベースのランキングなんて見せられても正直よく分からないですが
なにぬねの
メーカー派遣(様々な家電量販店でメーカーの名札付けてる人)やってますが、
ヨドバシは他の量販店よりも立地がよくフルラインナップ扱ってるのでフルサイズ比率は高いですが、それでもこのランキングが台数というのは変です。
通常aps-cとフルサイズの台数比率は9:1、フルラインナップ都心型店舗でも8:2、超一等地でも7:3位です。
ヨドバシは商圏70万以上の都心型店舗しかないのを考慮しても、フルサイズが一番台数出てることはあり得ませんね。
そもそもバックヤードに積んである台数も全然違いますし。
昨今は市場縮小でフルサイズ比率は上がっていますが、それでもaps-cが主流です。
私がヨドで派遣に入る時もほぼ売れてるのはaps-cかMFTですよ。
昨年までなら台数で言えば圧倒的にD5600がトップでしたよ。私も何台売ったかわからないレベル。
ナンヨウハギ
マップやフジヤ、キタムラとかのランキングでもフルサイズ中心でヨドバシと大同小異だし、実際フルサイズ売れてるんじゃないですかね。CIPAのまとめでもミラーレスの単価は一眼レフの3.5倍もあるわけだし。
路傍のカメラ好き
再度の書き込み恐縮ですが、フルサイズ機(中上位機)は店頭で売れる以上に通販で売れているのだと想像します。
初めてカメラ(≒エントリー機)を買うような初心者やファミリー層は何を買えばいいかわからないので店頭に行く方が大半でしょう。
一方でフルサイズを買う層は決め打ちとか、店頭で触った後熟慮の上で買う人も多そうで、通販での購入者もかなりいるはずです。
ヨドバシの通販売上はAmazonに次ぐ2位らしい一方、店舗数は24かつ東京・神奈川以外では11府県の中心地に1店舗ずつだけですし。
ヨドバシなど大型店舗の無い地方では量販店にエントリー機しかないのでフルサイズ購入者は通販で買い、エントリー層は地元で買うのでヨドバシの売上にならないという図式が考えられます。
ちなみに外出自粛の影響も考えましたが、適当に拾ってきた2019年5月のPHILE WEBヨドバシランキングも1位α7III、2位α6400、3位α7RIII、4位EOS R、5位Z6、と似たような傾向でした。
まぁ、ここで何を言っても結局は想像でしかないのですが……ヨドバシが一言「台数(金額)です!」と言ってくれればいいんですけど、望み薄ですかね。
寝返った男
スタンダードモデルは最新最上位機種の性能技術がダウンサイズ(簡略化)され単なる廉価版の形で販売されるケースが多いのですがR6を使って感じるのは
AF動体追尾性能の素晴らしさ EVFも見やすく 2000万画素とは言え静止画解像度も良く 高感度耐性も良い 動画も4K動画で、スタンダードモデルの位置付けですが基本性能が高く一部1D系の技術を導入している様ですが1D系のダウンサイズ版ではなく
全く別なカメラ(ミラーレスだから当たり前だが)ですね。
スタンダードモデルとは言え基本性能の高さが人気の原因でしょう。
まさにベストセラーですね