富士フイルムが「GFX50S II」と「GF35-70mmF4.5-5.6 WR」を正式発表

富士フイルムが、50MPセンサーとIBISを搭載した小型軽量の中判カメラ「GFX50S II」とキットレンズになる「GF35-70mmF4.5-5.6 WR」を正式に発表しました。

「FUJIFILM GFX50S II」新発売

  • 富士フイルム株式会社は、ラージフォーマットセンサーを採用した「GFXシリーズ」の最新モデルとして、「FUJIFILM GFX50S II」を2021年9月29日より発売する。
  • 高彩度かつ柔らかい階調表現を特長とする「ノスタルジックネガ」を含む全19種類の「フィルムシミュレーション」を搭載。
  • 高性能なジャイロセンサー・加速度センサーを採用した、5軸・最大6.5段の強力な手ブレ補正機構を搭載。
  • 高速画像処理エンジン「X-Processor 4」と最新アルゴリズムによる高性能AFを実現。
  • リフレッシュレートを従来モデル※5より倍速化し、「顔・瞳検出AF」の精度を向上。
  • 4倍の解像力と忠実な色再現による撮影が可能な「ピクセルシフトマルチショット」機能を搭載。絵画や遺跡といった文化財の色や質感を、約2億画素の超高精細な画像で再現することができる。

「フジノンレンズ GF35-70mmF4.5-5.6 WR」新発売

  • 富士フイルム株式会社は「GFXシリーズ」用交換レンズ「GFレンズ」のラインアップとして、「フジノンレンズ GF35-70mmF4.5-5.6 WR」を2021年11月に発売する。
  • 非球面レンズ1枚、EDレンズ2枚を含む9群11枚のレンズ構成を採用することで、球面収差や色収差を抑制し高い解像性能を発揮。
  • レンズ先端から最短約25cmまで被写体に寄って撮影することができる。
  • 「GFレンズ」のズームタイプとして最小・最軽量となる質量約390g・長さ約96.4mm(広角端)・フィルター径62mmを実現。レンズ鏡筒をコンパクトに収納できる沈胴構造の採用により、沈胴時の長さが約73.9mmとさらに小型化し、優れた携帯性を発揮。

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GFX50S II はセンサーこそ旧型と同じ50MPですが、画像処理エンジンとボディはGFX100Sと同じものが採用され、IBISも搭載されるなど、旧型のGFX50Sからかなり大きく進化しているという印象です。

新しいキットレンズと組み合わせると、中判としてはかなりコンパクトになるので、これまでよりも気軽に持ち歩けそうですね。この内容でボディのみ3999ドル、キットで4499ドル(国内の価格は記事を執筆している時点ではまだ出ていません)はかなりリーズナブルという印象です。