富士フイルムが、Xマウント用の広角単焦点レンズ「XF23mmF1.4 R LM WR」と標準単焦点レンズ「XF33F1.4 R LM WR」を正式に発表しました。
・「フジノンレンズ XF23mmF1.4 R LM WR」新発売
- 富士フイルム株式会社は、「Xシリーズ」用交換レンズ、「フジノンレンズ XF23mmF1.4 R LM WR」を2021年11月に発売する。
- 非球面レンズ2枚とEDレンズ3枚を採用した10群15枚のレンズ構成により、色収差や球面収差を徹底的に抑制。従来モデルより解像性能を向上。
- 円形に近い絞り形状を実現する9枚絞り羽根の採用に加え、コマ収差を抑制しボケの色づきを軽減することで、自然で美しいボケ味による写真撮影を行える。
- 最短撮影距離約19cm、最大撮影倍率0.2倍(35mm判換算:約0.3倍相当)を実現。
- 新搭載のリニアモーターにより小型軽量なフォーカス群を駆動させるインナーフォーカス方式を採用。フォーカス群の移動する範囲を短く設計したことで、最短約0.04秒の高速・高精度AFを実現。
- 独自の光学設計技術により、フォーカシング時の画角変動(ブリージング)も徹底的に抑制。
・「フジノンレンズ XF33mmF1.4 R LM WR」新発売
- 富士フイルム株式会社「Xシリーズ」用交換レンズ「フジノンレンズ XF33mmF1.4 R LM WR」を2021年9月29日に発売する。
- 非球面レンズ2枚とEDレンズ3枚を採用した10群15枚のレンズ構成により、色収差や球面収差を徹底的に抑制。画像中心部から周辺部まで高い解像性能を発揮。
- 最短撮影距離約30cm、最大撮影倍率0.15倍(35mm判換算:約0.2倍相当)を実現。
- リニアモーターにより小型軽量なフォーカス群を駆動させるインナーフォーカス方式を採用。フォーカス群の移動する範囲を短く設計したことで、最短約0.04秒の高速・高精度AFを実現。
- 独自の光学設計技術により、フォーカシング時の画角変動(ブリージング)も徹底的に抑制。
新しい「XF23mmF1.4 R LM WR」と「XF33mmF1.4 R LM WR」はどちらも収差を徹底的に抑えた解像力重視のレンズのようで、非常にシャープでクリアな画質が期待できそうです。また、インナーフォーカスとリニアモーターの採用で、AF速度も大きく改善しそうですね。サイズはいずれも旧型よりも大きくなっていますが、光学系が遥かに複雑な構成になっているので、これは仕方ないところかもしれません。
あたご
どちらのレンズも、ハーフマクロとまでは行かないですが、寄れるようになったのは嬉しいです!
23mmの方は購入決定です!
33mmの方は35mmがあるので、迷いますね…映りを見て決めたいと思いますが、欲しくなりそうです^_^;
tosh
やはりというべきか、23mmのほうはMFクラッチ機構をオミットされましたね。
防塵防滴とトレードオフの関係だけに仕方ないんでしょうね。
とはいえリニアモーター化されたのは嬉しいところ。
あとは動画撮影時のフォーカスブリージングがどうなるかが気になるところです。
ヨヒュヒュ
性能アップに胸が踊りますね。特に23mmの最短19cmはすごい!欲しい!……しかし個人的には、XF23や35のネオクラシカル(という言い方でいいのかな?)な見た目が好きだったので引き続き旧版を使い続けるつもりです。