リコーが「GR IIIx」を正式発表

リコーが換算40mmの新設計のGRレンズを採用した「GR IIIx」を正式に発表しました。

「RICOH GR IIIx」を新発売

  • リコーイメージング株式会社は、新たに35ミリ判換算で40mm相当の標準画角で撮影が楽しめる新レンズを搭載したハイエンドコンパクトデジタルカメラ「RICOH GR IIIx」を発売する。発売日は2021年10月上旬。
  • 高性能化と薄型化を両立した新開発の"GR LENS 26.1mm F2.8"を搭載。35ミリ判換算で40mm相当の標準画角が得られ、従来のGRシリーズが搭載している遠近感を強調しやすい28mm相当の画角とは異なり、パースペクティブが少なく自然な遠近感の新たな視野でのスナップ撮影に対応。
  • 非球面レンズ2枚を最適配置した5群7枚の新開発の光学系は、ディストーションや色収差を極限に近いレベルまで抑制し、高い解像力を実現するとともに、逆光撮影時のゴーストやフレアの発生も低減。
  • 最短12cm(レンズ先端から)でのマクロ撮影では、標準画角の焦点距離と相まって、背景のボケ味を生かした自然な遠近感での撮影が可能。
  • 減光量で絞り2段分に相当するNDフィルターを内蔵した多段絞りユニットを搭載し、さまざまな被写体や撮影条件でコントラストの高い、解像性能に優れた描写が得られるとともに、9枚羽根の虹彩絞りを採用し、開放付近では自然なボケ味による立体感のある描写が得られ、絞り込めば美しい光芒を写し込むことも可能。

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GR IIIxは噂が全く流れていなかったので、突然の発表に驚きました。以前からGRに換算50mmレンズを搭載して欲しいという声はかなりありましたが、換算40mmのレンズはプレスリリースにもある通り、35mm的にも50mm的にも使用できるので、これ1台だけ持っていく場合は50mmよりも使いやすいかもしれませんね。新しい26mm(換算40mm)のGRレンズがどのような描写なのか興味深いところです。