キヤノン「RF14-35mm F4 L IS USM」の実写サンプル画像

DPReviewに、キヤノンのF4通しの新しい広角ズーム「RF14-35mm F4 L IS USM」の59枚のサンプル画像が掲載されています。

Canon RF 14-35mm F4L IS USM sample gallery

  • RF14-35mm F4 L IS USMは、コンパクトな中程度の口径の広角ズームだ。高度な光学設計と軽量にも関わらず高品質な造りを誇るこのレンズは、RF15-35mm F2.8Lの下位に位置するが、その実力はどうかろうか?

    数日間、このレンズを使って撮影をしており、サンプルギャリーを公開した。このレンズの初期の印象は良好で、広角側で歪曲の自動補正、ズーム全域で周辺光量の自動補正に頼っていることは明らかだが、EOS R5 / R6 のどちらで撮影した画像も高画質を実現している。

    なお、このサンプルギャラリーではACRのベータ版を使用して必要な歪曲の補正を行っている。キヤノンはレンズ補正のデータをRAWファイルに含めていないため、RFマウントの収差補正はサードパーティー製のプロファイル頼みになる。周辺光量や倍率色収差を補正していないので、様々な焦点距離絞り値での周辺光量落ちや倍率色収差がどの程度か評価することができる。

canon_RF14-35F4_sample_dpr_001.jpgRF14-35mm F4Lは比較的コンパクトでフィルターも装着できる仕様ですが、画質はズーム全域で開放付近からシャープで、かなり優秀という印象です。このレンズは歪曲等の補正を後処理に頼っているようですが、結果的にこれだけの画質が得られるのなら問題はなさそうですね。