リコーが、Kマウントの広角単焦点レンズ「HD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WR」を正式に発表しました。
・「HD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WR」を新発売
- リコーイメージング株式会社は、Kマウントフルサイズデジタル一眼レフカメラフォーマットに対応した超広角単焦点レンズ「HD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WR」を発売する。発売日は11月中旬、希望小売価格19万8000円(税別)。
- 「リミテッドレンズ」シリーズのコンセプトを踏襲し、試験機等による数値評価だけでなく、実写による画質評価を繰り返して設計にフィードバックすることで"レンズの味"までも追求。
- 遠景での撮影時には周辺まで均質な描写が得られ、さらに絞りを絞ることで、画面全体にわたりクリアでシャープな、全体的に解像感の高い描写が得られる。近接撮影時は描写特性が変化し、絞り開放での撮影ではピント面はシャープに、アウトフォーカス部分の画像は柔らかくなだらかにぼけていき、まるで被写体を浮かび上がらせるような描写を、超広角レンズ特有の遠近感を強く誇張した表現とともに愉しめる。
- 光学系には高い色収差低減効果が得られるEDガラスを4枚、スーパーEDガラスを1枚使用し、ピント面だけでなくボケ像の色にじみまでも気にならないよう色収差を低減。
- 大口径凹メニスカスレンズと両凸のガラスモールド非球面レンズ、第1レンズに高屈折率ガラスを使用することにより、超広角でありながらサイズを抑え、周辺まで像の流れが無いシャープな像性能を実現。
- レンズ内部に水滴が入りにくい防滴構造を採用。
- レンズ内モーター駆動AFにより、静かで滑らかなオートフォーカス駆動を実現。
D FA 21mmF2.4EDはLimitedレンズらしく鏡筒の質感はかなり高そうですね。光学系は数値的な性能だけでなく、実写での味を追求しているということなので、解像力が高いだけではない味のある描写を期待できそうです。なお、店頭価格は最安値で税込16万1820円となっています。
しゅんたる
K-3iiiに続き、ペンタックスのこれからの在り方を示す製品なのかなと思います。
fa三姉妹を踏襲したルックスながら、レンズ内モーターなど中身は見直されてるようですね。
d_wabun
写真では良くわからないのですが、仕様にフィルター径67mmとあるので、前面にフィルターを装着可能と考えて良いんですよね。
ぺんたきしあん
流石に絞り環は有りませんか。
PENTAXはフィルム機も現役で使いまくっているので出来れば搭載して欲しかったですね。
コストやモーターを考えれば仕方ないのでしょう。
ぺんた
シンプルで格好いいですね。
でも、FA Limitedシリーズを名乗るのであれば
f値は1.8 か 1.9を維持してほしかった・・
広角小口径主義穏健派
21mmの超広角でF2.4はかなり堂々たる数値だと思いますよ。
私としてはむしろF4くらいでコンパクトさと手の出しやすさを追求してほしかったですが。
も
21mm F2.4 DCモーターでHD Limited かつ防滴仕様 ・・ 少々大き目でお高いですが、カッコ良い外観を見ると作例を見る間もなく予約しそうで怖いっ
電卓
レンズそのものも現代的に進めないといけないので、ここはKAF4のフィルムカメラを出してほしいのですが、難しいでしょうかね?
当然高価になるとは思いますが、フィルムにこだわる人は、意外に多いです。もちろん全体を考えると少ないですが。
m2c
色味が好きなのでK-7でも使ってみたい。
なんとかファームアップでKAF4が使えるようにならないんでしょうかね?
ユーザーモードを使えなくしても構わないんで!
路傍のカメラ好き
KAF4マウントのフィルムカメラなんて流石にありえないとは思いつつも、もし出たらペンタキシアンからは歓喜の声が湧きそうですね。
キヤノン・ニコン・ソニーはミラーレス全振りしてて出せるはずないですし、一周回って革命的かも。
クラファンで予算募って、性能は控えめでもいいから過去製品の技術やパーツを流用して……うーん、厳しいだろうなぁ……
お話の海
今となっては、最高性能とアナログ機能がPENTAXの生きる道だと思いますよ。
F値は暗くなっても、絞りリングと七宝焼をセットでお願いします。
アナログ時計に通ずる感性に魅力を感じる。
K-1
ペンタの広角レンズは良いですね。
フィルム時代の高級コンデジのように記憶を残すための道具として
所有感含めての質感は好感が持てます。
かといって海外の評価サイトはビシビシ評価してきますから
スペック偏重ではないヌケ感とデザインのバランスも評価
されることを願います...
ホタル
良さそうですね。軽量なのでK-1Ⅱとこれ1本だけで山登りできそうです。最近、星用に韓国製14mmを買ったにですがやはりイマイチでした。フード一体型みたいですからアダプター使用でも大きフィルターは使えないようです。
これでフルサイズでも、3強には及ばないものの、かなりラインアップは整ったと思います。
ぴよぴよ
なかなかPENTAXらしいレンズに仕上がったのではないか?と思いました。
作例の説明では、現代のレンズらしいディストーションのない像で、多少絞った状態の遠景、中景では非常に収差の少ないlimitedというよりはスターレンズに近い像を写すそうですが、近距離の絞り開放では収差をわざと残して、スムーズにボケていくように調整したそうです。このために、limited委員会なるものまで組織したそうで、過去の資料を先代のlimitedレンズ立ち上げのキーマンと共有したのだとか。キーマンって、誰よ?と思ってしまいました。確か、あの人はタムロンを退職されて、コンサルされていましたね。
とにかく、楽しみなレンズが出ました。
ペタンク
Limitedレンズのキーマンといえば池永一夫さんでは。
CP+2021の動画で岩崎さんと対談されています。
わん
絞り環はいらないかな。
やろうと思えば出来たんでしょうが、ニーズやコストや防滴性能もろもろ考慮してやめたのでしょう。
英断だと思います。
はっしん
FA Limitedではなく、D FA Limitedなのですね。
目指す方向性が示されていて、頼もしく感じました。
「一眼レフには動画は不要、骨董趣味に特化」という人も
いますが、スチールでは、ミラーレス
より一眼の方が理がある部分も多く
また、動画も像面位相差のCMOSを積めば、
ミラーレスと同等のAF性能が期待出来ます。
プロやハイアマでは、軽さ・小ささをそこまで
求める人も少ないので、一眼レフにはまだ、回顧趣味ではない
バリバリの現役機としてのマーケットが
十分に残っていると思います。
その観点から、AFの高速化・静音化は、
Limitedシリーズには必須と思っていたので
PENTAXは良い選択をしたと感じています。
どんどん
絞りリングありのレンズと2種類出せばいいのかもしれませんが難しいんでしょうね。
そのうちにDFAレンズが使えるフィルム機が登場する予定でもあるのかな?
個人的にはこのレンズが電磁絞りならDA11-18mmも電磁絞りにしてもらいたかったです。
写楽どっとねっと
時々、新しいフィルム機の事が話に出てきますが、市場性を別にしても、国内各社とも給送系などフィルム機を「ちゃんと設計」「製造」できる技術は内部に残っていない様なので「かも」を含めて「無理」と考えた方が良いのではないでしょうか?
Necote
初のD FA Limited、早く自分の手で持ってみたい!
描写力も所有欲もきっと期待値を十分満たしてくれる事でしょう。
発売が楽しみです。
絞り環の有無について色々ご意見ありますが、フィルムカメラ用のレンズでは無くデジタル一眼レフ用のレンズですので、絞り環は不要かな。と思います。
フィルムカメラ用レンズとして使ってみたい気持ちもありますが、令和の時代に20年以上前のFAレンズをいまだ現行品として販売、HDコートリニューアルまでしてくれるだけで充分です。
ただでさえ他社よりもシェアが低く、このご時世カメラ事業の維持も大変な世の中、こうして新製品旧製品を販売してくれるリコー、ペンタックスには感謝感謝です。