キヤノン「EOS R1」にグローバルシャッターは採用されない可能性が高い?

Canon Rumors に、キヤノン「EOS R1」に関するいくつかの噂と予想が掲載されています。

The Canon EOS R1 is coming

  • EOS R1はいつ登場するのか?
    EOS R1は2022年の第4四半期に出荷開始されると予想している。早ければ第3四半期に発表される可能性がある。

  • グローバルシャッターの搭載は?
    以前にグローバルシャッターの搭載が噂されていたが、搭載されない可能性がますます高くなってきている。グローバルシャッターの必要性が無くなるような読み出し速度のセンサーが登場してきており、そしてEOS R1のプロセッサパワーは常軌を逸したものになると予想している。

  • EOS R1のターゲットは?
    EOS R1は5Dシリーズの一眼レフカメラのように、どのような状況にも対応できるカメラで、情報筋によると「何でもできる人に優れた芸はない(多芸は無芸)が、全てを極めていれば別だ」とのこと。

  • 設計は完了しているのか?
    まだ終わっていない。EOS R3からのフィードバックを得て、EOS R1の仕様が最終的に決定される。キヤノンはここ数年、ユーザーからの多くのフィードバックを得てハイエンド製品を開発しているが、EOS R1でもこの手法を継続する。

  • EOS R1の画素数は?
    EOS R3のプレゼンテーションのスライドで、EOS R1だと思われるカメラについて見たが、そこではEOS R1がR5の45MPよりも高解像度だと言及されていた。実際の画素数は記載されていなかった。これは噂されていた「EOS R5s(R5の高画素版)」ことだと言う人もいるかもしれないが、このカメラの話は長期間聞いたことがない。キヤノンはR5クラスは45MPで十分で、それ以上を望む人はもっと高価格のカメラでいいと考えているのかもしれない。

  • EOS R1の動画機能はどうなるのか?
    様々なフレームレートの8K動画に対応するのは間違いないと考えられるが、それ以上の詳細は分からない。

  • EOS R1の価格は?
    EOS R3よりは高くなるが、1万ドルになることはないと思う。

  • 今のところ、EOS R1の情報は以上で、他にも裏付けを取ろうとしている情報はあるが、製品の登場がこれだけ先のことになると、裏付けを取るのは困難だ。1~2ヶ月のうちに情報が増えてくることに期待したい。

 

グローバルシャッターは極めて高価で画質もローリングシャッターに劣るので、ローリングシャッターのスキャン速度がこれだけ速くなると、グローバルシャッターを採用するメリットが少ないのかもしれませんね。

EOS R1の仕様はまだ確定していないようですが、Z9と同様に、ある程度の高解像度センサーを採用し、スチルの高速連写から8K動画まで何にでも対応できる万能機になる可能性が高そうです。登場時期に関してはCanon Rumorsは2022年Q3発表、Q4発売と予想されていて、これは先日のCanon Watchの噂とも一致しています。