CIPAが、2021年9月のデジタルカメラと交換レンズの生産出荷実績表とグラフを公開しています。
2021年9月のデジカメの出荷台数は前年同月比で69.7%(金額ベースで80.4%)で、台数ベース・金額ベースともに前年を大きく下回ってしまいました。今年の出荷が低調なのは、新型コロナに加えて半導体等のパーツ不足の影響もあるかもしれませんね。
カメラのうち、レンズ一体型は前年同月比で67.8%(金額ベースで70.6%)、レンズ交換式は前年同月比で70.9%(金額ベースで82.3%)で、これまで好調だったレンズ交換式も今月は前年を大きく割れてしまいました。
一眼レフとミラーレスの出荷台数は、台数ベースではミラーレスが一眼レフの約1.58倍、金額ベースでは3.82倍で、引き続きミラーレスの単価が遥かに高いことが分かりますね。
地域別のデジカメの出荷台数は、前年同月比で米州(53.7%)、欧州(65.6%)、中国(88.8%)、日本(100.9%)、日本中国以外のアジア(77.0%)で、日本は9月は唯一100%を超えています。日本に限れば、10月はコロナが落ち着いてきてたので更に伸びるかもしれませんね。
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顕著にグラフの上下幅が狭くなっていて、需要ではなくコロナの影響による供給不足の影響が少なくないように思えます。ただ欧米で4〜5割も落ち込んでいるのは気になりますね。
麦酒男爵
部材の供給不足に加え、製品の高付加価値化・高額化が進んでいるので、台数はどうしても減るのでしょうね。
売り上げベースではどうなっているか見たいです。
まあくん
半導体不足もあると思いますが、スマホのカメラがどんどん良くなっているし、レンズ交換式カメラの価格もどんどん上がっているので、ユーザー層が狭くなっているのもあるのではないでしょうか?
あまり減らないで欲しいですが、まだまだ減るのではないかと予想しています。