リコーが「K-3 Mark III MONOCHROME」と「K-3 Mark III ASTRO」を検討中

天リフ編集部が、リコーの「PENTAX ミーティングオンライン2021」で言及されたK-3 IIIのモノクロモデルと天体モデル、そして新しいアストロトレーサーなどについてツィートしています。

天リフ編集部

  • 【特報】ペンタックス、K-3 MarkIII にモノクロセンサ搭載の派生モデルを検討中と【PENTAX ミーティング オンライン 2021】で表明。
  • K-3 Mark III MONOCHROME:カラーベイヤーフィルターのないモノクロ専用センサー採用。ベイヤー補完がなく自然な解像・ノイズ感の画質を実現。

天リフ編集部

  • 【特報】ペンタックス、天体用モデル「K-3 MarkIII ASTORO」を検討中と【PENTAX ミーティング オンライン 2021】で発表。赤外盗撮の防止のため?「天体撮影にしか使用しない」旨の誓約書を交わす前提とのこと。
  • Hαの感度約10倍、一般撮影は不可。

天リフ編集部

  • 【特報】ペンタックス、K-3 MarkIII用新アストロトレーサを2022年春にファームアップで提供。テスト版は2021年12/7に公開。GPSを使用せずキャリブレーション不要。「予備撮影」で星の実際の動きを検出しセンサーシフトで星を追尾。
    ※魚眼レンズ使用不可、広角撮影では従来版O-GPS1を推奨
  • K-3 Mark III 新アストロトレーサー:
    ・本露光開始前に予備撮影を自動的に実施
    ・星の動きから天体を追尾
    ・タイマー露光による撮影が可能(バルブ撮影不可)
    ・インターバル撮影を併用することで予備撮影一回に対して本露光を複数行うことが可能

天リフ編集部

  • 【PENTAX ミーティング オンライン 2021】。「次期フルサイズ機は?」
    ・K-1 MarkIIを今後も主力機として売っていきたい
    ・発売時期などを案内できる状況ではない

 

K-3 Mark III は派生モデルが複数登場して、面白い展開になりそうですね。モノクロのカメラは大手メーカーではライカにしかないので、リコーが(ライカに比べて)手頃な価格のモノクロモデルを発売してくれれば、モノクロファンに大歓迎されそうです。また、天体モデルはHαの透過率が10倍ということなので、かなり赤い星雲がよく写りそうですね。

新アストロトレーサーは、キャリブレーションが不要ということで、操作が簡単になりそうですね。星の動きから追尾するということですが、どの程度の精度が出るのか興味深いところです。また、K-1 Mark II 後継機に関しては近日中に登場することはなさそうですね。