中国のライブコマース急成長でデジカメ人気が復活

日経新聞に、中国のライブコマースの急成長とそれに伴うデジタルカメラ特需に関する記事が掲載されています。

中国、工場発ライブコマース沸騰 従業員が熱烈販売

  • デジカメ人気復活

    中国でライブコマースの急成長がデジタルカメラの復活につながっている。ライブコマースで紹介する商品の質感や説明者の表情が売れ行きを左右するため、撮影にカメラを使うケースが広がり、今年に入って需要が前年比で2割ほど増えたという。

    「中国のカメラ特需に供給が追いついていない」。キヤノン中国の石井俊幸執行副社長は打ち明ける。中国のカメラ市場はキヤノンが約5割のシェアを握り、ソニー、ニコンと続く。カメラ各社は新たな需要の取り込みを進めている。

 

全世界で新型コロナの影響が続く中、カメラメーカー各社の最近の決算ではカメラの売れ行き好調が報告されていて、いったいどこでそれほどのカメラが売れているのかと思っていましたが、中国のライブコマースでのカメラ特需ということなら納得が行きますね。

スマートフォンや新型コロナの影響で、デジタルカメラ業界は厳しい状況が続いていましたが、ライブコマースの特需が反転のきっかけになることに期待したいところです。ライブコマースの撮影用カメラが売れるということになると、今後は各社ともますます動画に力を入れていくことになるかもしれませんね。