ヨドバシカメラで2021年に一番売れたレンズはシグマ「28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary」

CAPA CAMERA WEBに、ヨドバシカメラの2021年の年間の交換レンズの販売ランキングベスト20が掲載されています。

1年間で一番売れたレンズは?

  • データ集計期間 : 2021年1月1日~12月31日

    第1位 シグマ 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary (Eマウント)
    第2位 キヤノン RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
    第3位 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Eマウント)
    第4位 ソニー FE 24-105mm F4 G OSS
    第5位 シグマ 24-70mm F2.8 DG DN | Art (Eマウント)
    第6位 ソニー FE 20mm F1.8 G
    第7位 ニコン NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
    第8位 キヤノン RF70-200mm F2.8 L IS USM
    第9位 キヤノン RF24-105mm F4 L IS USM
    第10位 ソニー FE 35mm F1.4 GM

  • 第11位〜第20位
    第11位 キヤノン RF70-200mm F4 L IS USM
    第12位 キヤノン RF15-35mm F2.8 L IS USM
    第13位 シグマ 85mm F1.4 DG DN | Art (Eマウント)
    第14位 ソニー FE 24-70mm F2.8 GM
    第15位 ニコン NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
    第16位 キヤノン RF24-70mm F2.8 L IS USM
    第17位 シグマ 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary (Eマウント)
    第18位 タムロン 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Eマウント)
    第19位 タムロン 70-180mm F/2.8 Di III VXD (Eマウント)
    第20位 シグマ 14-24mm F2.8 DG DN | Art (Eマウント)

  • メーカー別では(ベスト10に)キヤノンとソニーがそれぞれ3機種ずつ。シグマが2機種、タムロンとニコンが1機種ずつランクインという結果となっている。2021年に発売された新レンズがほとんどランクインしていないというのが、今回の傾向と言えるだろう。
  • 2021年にもっとも売れたデジタル一眼カメラ用交換レンズは、シグマ「28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary」(Eマウント)。5位の「24-70mm F2.8 DG DN | Art」は、2020年間ランキングの覇者。

  • キヤノンは供給不足を抱えながらも3機種がランクインした。2020年間ランキングにランクインしたのは「RF70-200mm F2.8 L IS USM」の1機種だけだったから大躍進だ。さらなる躍進のためには、一刻も早い供給不足解消が必要だろう。
  • 3位はタムロン「28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD」(Eマウント)。2020年間ランキングでも2位につけた人気機種だ。とはいえ、ランクインした機種が2020年の3機種から1機種に減ってしまったのは寂しい結果だ。

  • 4位は標準ズームのソニー「FE 24-105mm F4 G OSS」。2019年間ランキング1位、2020年間ランキング5位の人気レンズだ。単焦点レンズはソニーの2機種だけとなっている。
  • 7位はニコンの望遠ズーム「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」。2020年間ランキングでは、発売が遅れたこともあって10位に終わったが、2021年は供給不足で伸び悩んだ。ラインナップが充実してきたカメラとともに、供給不足解消がニコンの大きな課題。

 

シグマは2020年に続いて2021年も年間1位で、ヨドバシカメラでは2連覇ですね。28-70mm F2.8 DG DNは非常にコンパクトでかつ妥協のない光学性能で、人気を博すのも納得のレンズという印象です。

全体としては今年もEマウント勢が強いですが、キヤノンとニコンはレンズの供給不足の影響が大きかったようなので、全社潤沢に在庫がある状態でのランキングも見てみたいところですね。