CAPA CAMERA WEBに、ヨドバシカメラの2022年1月上期のレンズ交換式デジタルカメラの売れ筋ベストテンが掲載されています。
- データ集計期間 : 2022年1月1日~1月15日
第1位 キヤノン EOS R6 ボディ
第2位 キヤノン EOS Kiss M2 ダブルズームキット
第3位 ソニー α7 III ボディ
第4位 ソニー α7 IV ボディ
第5位 キヤノン EOS RP・RF24-105 IS STM レンズキット
第6位 ソニー α7 III レンズキット
第7位 キヤノン EOS R6・RF24-105 IS STM レンズキット
第8位 キヤノン EOS R5 ボディ
第9位 ニコン Z 50 ダブルズームキット
第10位 ソニー α7R IV ボディ - 2位には「EOS Kiss M2 ダブルズームキット」が、ランク外からトップ10入りを果たした。キャッシュバックキャンペーンの効果だろうか、珍しくAPS-C機が上位にランクインしてきた。
- キヤノン勢としては、「EOS R6」が前回3位からランクアップしてトップに立ったものの、供給不足の影響で前回4位の「EOS R3」はランク外。とはいえ、4機種5モデルがトップ10入り。メーカー別でもトップを奪い返した。
- ソニー勢のトップは3位の「α7 III」。前回初登場で首位を制した「α7 IV」は、4位へと後退した。ソニー勢では、3機種4モデルがトップ10入りする。
- ソニーは、昨年末から半導体不足などの影響を受けて、一部の機種が受注停止や生産終了となるなど、深刻な状況が続いている。キヤノン勢との首位争いがさらに激しさを増してきているだけに、「α7C」「VLOGCAM ZV-E10」などの人気機種が供給されないのは大きな痛手だ。
- ニコン勢で唯一のトップ10入りとなったのは、9位の「Z 50 ダブルズームキット」。前回2位だった「Z 9」はランク外で、次回入荷予定が2022年10月下旬頃とアナウンスされている。
前回トップのα7 IVは4位、2位のZ9と4位のR3はランク外と、各社の新製品はいずれも供給不足の影響が深刻のようです。ソニーはα7CやZV-E10、α6400などの人気機種が受注停止になっており、新型機のα7 IVも供給不足なので、販売ランキングで勝負のしようがないですね。
キヤノンはヨドバシではいつもはランクインしないKiss M2が上位にランクインしているのが目を引くところですが、これはソニーの主要なAPS-C機が現在受注停止になっていて、在庫があるKiss M2が代わりに売れたためでしょうか。
ニコンはZ50が孤軍奮闘していますが、人気のZ fcとZ9の供給がどちらも不足しているのが厳しいところですね。
CVN-65
BCNでも上位はKissばかりだけど、Kissはどうして供給不足にならないんでしょう?
G3POS
https://cweb.canon.jp/eos/campaign/eos-winter2021/
11月19日~1月11日まで R6/RP/M2 のキャッシュバックがあったので、
販売数が大幅に底上げされていた印象がありますね。
kooth
倉庫在庫が潤沢にあったであろう機種がランクに残った印象を持ちました。
新機種がα7IVだけなので。
to
キヤノン機の供給体制は他社にも見習ってほしいですね。
ただ目当ての会社のカメラの代わりに他社機を買う人は多いとは思えないので、カメラ業界としての機会損失が心配です。ゲーム業界もPS5の供給不足が続く間にユーザーもソフトメーカーもすっかり冷めてしまった印象があるので。
だっふんだ
Kiss M2はBCNでも好調のようですし、 もういよいよKiss Mも危ないんじゃないかと思ってましたが、あれれ、この分だとEF-Mもしばらくは続投なのでしょうか??
確かに各社供給不足の問題の影響があるとは思いますが、一時期あれだけ売れていなかったのが、去年の年末から調子を戻したことを考えるとコロナ禍の影響をモロにかぶっていたことも考えられますね。何しろ記録すべき家族イベントが軒並み中止になっていたのですから。
キヤノンはBCNで2019年ミラーレスシェアトップで、ただでさえ後半ソニーに追い上げられていたのに、さらにコロナ禍で影響を受け、頼みのKiss Mまでも不調でトップ陥落、右肩下がりであったと見ています。昨年末からのKiss M2の復調はやっとキヤノンが辛いところを乗り越えたかなぁと。今年は久々にキヤノンの春が訪れるかな??