キヤノンのAPS-C用の「16-55mm F2.8」の特許

キヤノンのズームレンズの特許に、APS-Cミラーレス用の大口径標準ズームの実施例が記載されています。

J-PlatPat(特開2022-018006)

  • 本発明は、スチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置に好適なズームレンズに関する。ズームレンズには、小型でありながらも製造誤差に対してロバストで高い光学性能を有することが要望されている。本発明は、製造誤差に対してロバストで高い光学性能を有する小型のズームレンズを提供する。

    焦点距離: 16.50 27.55 53.81
    F値: 2.90 2.90 2.90
    半画角: 42.26 25.94 13.98
    像高:14.00 14.00 14.00
    レンズ全長:103.55 109.78 129.89
    バックフォーカス:14.18 12.29 10.01

canon_patent_2022-018006_001.jpg

キヤノンはRFマウントのAPS-C機を今年中に投入すると噂されていますが、このレンズはAPS-C機のハイエンドの標準ズームにピッタリのスペックですね。ワイド端ではRFマウントのフランジバックを引くと全長83.55mmと、非常にコンパクトです。

ただ、キヤノンはRFのAPS-C専用レンズは出さないと噂されているので、Super35のシネマカメラ用のレンズの可能性もあるかもしれませんね。